スヌープ、ギャング創設者の死刑執行反対運動に参加

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スヌープ・ドッグが以前所属していたギャング「クリップス」の創設者の一人、スタンリー“トーキー”ウィリアムスの死刑執行反対運動に参加したと、SOHH.comが報じている。

スタンリー“トーキー”ウィリアムスは強盗事件によって4名を殺害した罪により、'81年に死刑の宣告を受けているが、今年12月13日に死刑執行が予定であることが明らかになったことで、彼の死刑執行中止を求める運動が起きている。元「クリップス」のメンバーでもあるスヌープ・ドッグは現在、スタンリー“トーキー”ウィリアムスが収容されているカリフォルニア州サン・クウェンテン連邦刑務所にて11月19日に行なわれた数千人規模のデモ運動に参加し、死刑執行反対を訴えた。

スタンリー“トーキー”ウィリアムスは獄中で執筆した本のシリーズによって子供達がギャングに入らないよう訴え、平和運動を展開してきたことにより国際的な賞賛も得ている。スヌープ・ドッグは彼が若者のロール・モデルであり、もし処刑されればギャングから離れようとしている子供達が希望を失うことになると訴え、さらに「スタンリー“トーキー”ウィリアムスは普通の人物ではなく、インスピレーションを与える存在」とも語っている。

さらにスヌープの他にも、スタンリー“トーキー”ウィリアムスを主人公とした伝記ドラマ『Redemption: The Stan 'Tookie' Williams Story』で主役を務めたジェイミー・フォックスもこの反対運動に加わっていることも話題となっている。そして、最終的な死刑執行の判断に関しては、カリフォルニア州知事であるアーノルド・シュワルツネッガーが数週間以内に結論を下すことになる。

K.Omae, LA
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