50セント、カナダへの入国拒否の可能性!?

ツイート
12月にカナダ・ツアーを行なう50セントに対して、入国を拒否するよう外務副大臣が要請していると、AllHipHop.comが報じている。

50セントは12月3日からカナダにてコンサート・ツアーを行なう予定であるが、彼は過去に犯罪歴があるためにカナダへの入国に関しては移民局大臣による特別許可が必要となる。しかし、カナダの外務副大臣、Dan McTeague氏は移民局大臣に対して、50セントへの特別許可を拒否するように依頼。Dan McTeague氏は拒否の理由として、'03年にトロントで行なわれた50セントのコンサートの終了後に会場外の駐車場にて起きた発砲事件などを例に挙げ、「これは検閲ではなく、感受性の強い若者を保護するため」とテレビなどでも訴えている。

なお、アメリカのヒップホップ・アーティストに対するカナダへの入国拒否の例としては過去にも'03年にDMXが犯罪歴によって入国出来ず、コンサートをキャンセルしたケースがある。また、'00年にはエミネムに対して「歌詞が女性に対する暴力を促進している」という理由で入国拒否を求める動きがあったが、最終的には入国を許可された。

関連ニュースとしては、50セントの主演映画『Get Rich or Die Tryin'』を上映していたペンシルバニアの映画館にて11月9日に起きた銃撃事件で、容疑者である30歳の男性、Larue Gravesが11月21日に逮捕された。彼は'93年に起きたギャング絡みの銃撃事件で逮捕され、現在仮釈放中の身であったという。なお、被害者の男性は既に死亡している。

K.Omae, LA
この記事をツイート

この記事の関連情報