ドラマゴッズ、ヌーノ・ベッテンコートの新バンドが堂々のデビューアルバムをリリース

ポスト

新バンド、ドラマゴッズを率いるヌーノ・ベッテンコートによる
アルバム全曲解説をどうぞ!

最新アルバム


『ラヴ』
VICP-63136 \2,520(tax in)
発売中

01.メガトン
02.ロックダウン
03.バリー・ユー
04.ブロークン
05.パイロッツ
06.インターフェイス
07.へヴィ
08.サムシング・アバウト・ユー
09.フィアレス・リーダー
10.サムタイムズ
11.イッツ・オーケー
12.リプレイ
13.ナイス・トゥ・ミート・ユー
14.スカイ



メッセージ映像


ヌーノからのメッセージは
画面をCLICK!
■オフィシャルサイト
http://www.jvcmusic.
co.jp/dramagods/

≪アルバム全曲解説≫

「メガトン」
主人公はメガトン級のお尻を持った女の子! 実にディープでエモーショナルな歌だね。スタジオでたまたま見ていたヒップホップ雑誌の表紙に載ってた彼女がチョーかわいいんだけど、めちゃくちゃデカいケツしてて、それにインスパイアされた。

「ロックダウン」
人間関係の歌。ロックダウンとは刑務所に入れられることで、ここでの人間関係の比喩として使われている。あとは明らかだと思うね。

「バリー・ユー」
タイトルどおりポジティヴな歌。父親のことを歌っている。そう思って聴けばいろいろ見えてくるはずだよ。

「ブロークン」
様々な葛藤を経験しているカップルの話。夫婦かもしれないし、恋人同士かもしれないけど、彼らは、もうほとんど修復できないと知りながら、最後の努力をするんだ。例えば、夫婦の間に子供がいるとか、様々な理由で壊したくない。でもギリギリのところにいる。

「パイロッツ」
楽しくて、軽い歌で、あまり深い意味はない。僕らはしょっちゅう飛行機に乗るけど、パイロットという赤の他人に命を預けているわけだ。果たして彼らが本当に資格を持っているかも、トレーニングを受けているかも知らずに。もしかすると、コックピットの中ではドラッグやってるかもしれないし、酒飲んでスチュワーデスとパーティーをしてるかもしれない。少なくともこの歌の中の彼らは遊んでる。アメリカには“レッド・アイ”と言って、夜間のフライトがたくさんあるんだけど、お客さんが寝静まっている間に、コックピットはクラブと化してるんじゃないかってよく思うんだよね!(笑)

「インターフェイス」
これも人間関係の歌。歌詞にはコンピュータ用語を使って、あたかも人間とコンピュータの関係のように歌われている。実際、コンピュータと過ごす時間はとても多いからね。一種の人間関係のようだ。

「ヘヴィ」
イラクからの帰還兵に関する番組を見たときにインスパイアされた。高い志を持って戦地に向かった若者たちが、自分たちの意志とは関係なしに他人を殺したり、家を襲撃して家族をまるごと殺したりして、やがて国に戻った時にどんな心理状態にあるかってことを歌っている。きっと彼らは、一度帰れば普通の生活が待ってると思うだろうけど、実際はそうじゃない。この歌の兵士は、結局、銃としか付き合えなくなってしまうんだ。

「サムシング・アバウト・ユー」
これも人間関係の歌だけど、あまりにうまくいかないもんだから、ゲイになってしまう歌(笑)。人間って、その時は“もう二度とくり返すもんか”とかならず思うけど、また誰か新しい相手が現れると、“いや、彼女はきっと前と違う”と思おうとする。そして結局同じことをくり返して、2週間後には憎み合って後悔する。いつものラヴストーリーさ!

「フィアレス・リーダー」
ずばり、我らがヒーロー、ジョージ・W・ブッシュの歌。こんなヤツがリーダーに相応しいなんて、ほんの少しでも思ってしまったアメリカ国民の愚かさ。自分たちはぬくぬくと優雅に暮らしている間に、アメリカの若者たちが数千人単位で戦地に送られて命を落としている。でもそんなこと、彼にとってはどうでもいいことなんだ。それにイラク国民だって、いまだに、何故自分たちがこんな目に遭ってるかわかってないと思う。

「サムタイムズ」
日常生活に起こりえる予期せぬ出来事。ロックスターであろうと大統領であろうと医者であろうと、いつか電話がかかってきて、誰かが亡くなったと知らされる。友達だろうと家族だろうと、愛する人を失うこと。僕らもリハーサル中に1本の電話があって、友達が亡くなったことを知った。その直後に書かれた曲なんだ。

「イッツ・オーケー」
父親の立場から書いた歌。娘はこれからも人生を通して様々なミッションに出るけど、僕は常にそばにいて見守っててやりたい。どんなに大きくなっても助けてあげたい。“大丈夫だよ、そばにいるから”って、実に基本的な気持ちを歌っているだけさ。

「リプレイ」
例えば、悪い思い出が繰り返し繰り返し頭の中でリプレイされる様子。一生消し去ることができない何か。特に大人になる過程においては、ほんの些細なことがくっきりと記憶に残って、何度もその時の様子がイメージとして現れる。そんなことを歌っているんだ。

「ナイス・トゥ・ミート・ユー」
主人公はスペイン語を喋る闘牛。一度見に行った時にいろいろ説明を受けたんだけど、闘牛たちは最後にアリーナに入るまでは人間とのコンタクトを断たれている。だから、アリーナに入ったときみんながすごく盛り上がっているのは、自分のためのパーティーなんじゃないかと錯覚を起こす。途中出てくる“悪魔”とは闘牛士のことで、つまり、牛の立場から書かれた歌なんだ。

「スカイ」
ある友達のことを歌っている。彼は僕と同年代だったんだけど、ある日電話をかけてきて、余命わずかだと宣告された、と言ったんだ。信じられなかったよ。だからせめて、そんな彼の気持ちを歌ってみたいと思った。自分の命に限りがあることを知った人間の心理状態を

この記事をポスト

この記事の関連情報