リンプ・ビズキット、「オレは映画監督」!

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今年5月に米国でEP『The Unquestionable Truth, Pt. 1』をサプライズリリースしたリンプ・ビズキット。以前からフロントマンのフレッド・ダーストが映画への取り組みに興味を示していたが、来年には音楽はもとより映像の世界での活躍も期待できそうだ。

MTV Newsなどによれば、フロントマンのフレッド・ダーストが『The Unquestionable Truth』のショートフィルムを制作し、監督を務めたという。「30分のショートフィルムでウェス(ボーランド)と一緒に演技もしてる」とダースト。また、今後は複数の映像作品にも取り組む予定で、来年には以前から制作を希望していたスリラー『Life Without Joe』、そして落ちこぼれの高校生を描いた『Runt』といった作品に本腰を入れたいようだ。

映画『Fight Club』の監督で有名なデヴィッド・フィンチャーからその才能を絶賛されているダースト、「映画監督は真剣勝負、遊び半分じゃできない……偉大な師から教えを受けて吸収した。今度はそれを応用する」と真摯に話している。さらに、彼の目標は高く“安易な作品は撮りたくない”とし、“マーティン・スコセッシやフランシス・コッポラと並ぶ不朽の名作を作りたい”といった内容を語った。

ダーストはスリラー映画『Population 436』に出演している。公開は'07年。

関連ニュースでは、リンプ・ビズキットは諸問題が解決した後にレーベルと新たな契約を締結した。現在のところ詳細は未定だが、'06年春頃に新作を発表すると伝えられている。

T.KIMURA
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