“今年こそリリース”と毎年伝えられて久しいガンズ・アンド・ローゼズの新作『Chinese Democracy』だが、フロントマンのアクセル・ローズが先週、ロサンゼルスで開かれたコーンのツアーパーティで近況を語った。同作は頻繁にリリース間近と伝えられながらも、すでに10年が経過している。

RollingStone.comが「アクセル、沈黙を破る」と題して報じた特集で、彼は「今年に聴ける」とし、「とても複雑なんだ。これまでと違ったことを試している。アレンジはクイーンみたいな感じだ。“アクセル・ローズのサウンドじゃないし、GNRとも違う”といった評判がたつだろう。でも、気に入ってもらえる曲が必ずある」と話した。収録曲については「32曲に取り組んで、26曲がほぼ完成した」とし、この中から13曲をアルバムに収めるという。彼の好みとして「Better」「There Was a Time」「The Blues」といったタイトルが挙げられている。

また、バンドの再結成について、元メンバーとの間には“愛”があるとしながらも、“イジー(ストラドリン)とは話したが、スラッシュ(G)とは10年近く話してない”と可能性が低いことを示唆した。 ツアーについては、ことあるごとに噂が流れるが、“今後の展開はどうなるかまだ分からない”としている。

関連ニュースでは、アクセルは先日、注文した2台の高級車が届かず、ビバリーヒルズの自動車ディーラーに対し訴訟を起こした。買ったのはランボルギーニとポルシェだそう。

ガンズ・アンド・ローゼズは'87年に大ヒットアルバム『Appetite For Destruction 』をリリース。全米チャートで5週No.1を獲得、15タイムスプラチナに輝いた。同作からは「Welcome To The Jungle」「Sweet Child O' Mine」といったロック史に残る名曲が生まれている。'91年には前代未聞の2枚同時リリースとして『Use Your Illusion I』『Use Your Illusion II』を発表、米国で大騒動となった。共に7タイムスプラチナを獲得している。'04年にはベスト盤『Greatest Hits』がリリースされた。

T.Kimura