浅野忠信の奏でる音楽が世界を救う!?

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浅野忠信といえば自身でバンドを結成するなど、音楽と密接な関係を持った俳優として知られている。そんな彼が主演した最新作『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』は、まさに“音楽”とリンクした作品だ。舞台は謎の奇病が蔓延する近未来。その奇病を抑制できるのは、とある日本人ミュージシャンの奏でる音楽だった。音と物語が深く結びついたこの作品の監督は、名作『EUREKA』でも知られる青山真治。音楽への深い造詣を持った監督だからこそ実現したこの作品は、第58回カンヌ国際映画祭へ正式招待作品に選ばれている。

ちなみに共演は暴力温泉芸者やヘアスタイリスティクスでの活動でも知られ、現在は作家として活躍している中原昌也。浅野忠信との“未来を変える”演奏シーンは、この映画の見どころの1つと言っていいだろう。ヒロインには、現在映画を中心にドラマなどで活躍する宮﨑あおい。奇病に侵され生きる希望を失った少女の役を熱演している。ちなみに彼女のデビュー作は、同じく青山真治監督の『EUREKA』だ。他にも筒井康隆、岡田茉莉子、鶴見辰吾などが出演。また、メイキング映像は、芥川賞作家 阿部和重が手掛けている。

この作品のオリジナル・サウンドトラックが、現在BEAMS RECORDより発売中。前述の浅野忠信と中原昌也の共演音源はもちろん、流麗なストリングから、まるで天変地異のようなギター・ノイズまで、さまざまな示唆に満ちた音が詰まった作品だ。映画は2006年1月28日よりシネセゾン渋谷、テアトル新宿ほか順次公開予定。音と映像の完全なる調和を是非体験してしてほしい。

■『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』:オフィシャルサイト
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