遂にデビュー! 超大型新人絢香ayakaを徹底解剖! 【インタヴュー】

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──ライヴではおなじみだった「I believe」が、ようやくリリースされることになりました。この曲を書いたのはいつ頃なんですか? 絢香:1年以上前ですね。音楽の勉強をするために大阪から福岡の学校へ通っていたときに書いた曲です。 ──その時は、高校に通いながら音楽の学校にも通っていたんですか? 絢香:平日は高校に行って、土日は音楽学校のために土曜の朝に福岡に行って、日曜日の夜に帰ってくるっていう生活でしたね。後半はずっとそんな感じでした。その時は、いろんな新しいこととか、知らなかった音楽をどんどん分かっていく楽しさと、前に見えるすごく新しいものがあって、期待とかがすごく大きかったんです。でも、ふと考える時間に果たして自分はどこに行くのかなとか、その光は本当に見えているのかなとか、すごく不安に思うときがあって、その気持ちをそのまま書いたんです。 ──この曲には、通常の女子高生からアーティストへ成長していく等身大の絢香さんが、表現されていますよね。 絢香:その通りなんです。(デビューが決まってから今までは)すごく上手く行っているんだけど、心のどこかでいつも不安を感じていて。そんな不安に負けそうなとき、この曲がわたしに“自分を信じる”ということを思い出させてくれるんです。ずっと忘れてはいけないテーマなんです。そういう意味でも、この曲を一枚目にリリースできて、ホントに良かったと思っています。 ── “どうなるんだろう、わたし”という不安と“自分を信じる”という思いのせめぎあいが、とても17歳(インタヴュー当時。現在18歳)の女の子らしいと思います。 絢香:もともと自分が思っていた気持ちを素直にぶつけた曲なんです。この曲のテーマである“自分を信じる”ということは、世代問わずいろんな人にとってとても大切なことだと思うんです。自分を含め、もっと自信を持って、自分を信じることができればいいなって。 ──でも、自分を信じることって、簡単そうだけど、実はなかなかできることじゃないですよね。 絢香:そうですね。自分はこう歌っているけど、そうじゃない時もあるし、すごくネガティヴな気持ちになる時もある。でも、やっぱり信じなきゃって思います。 ──この曲はドラマ『輪舞曲〜ロンド〜』の主題歌にもなったわけで、それって1年前の迷いながら曲を書いていた状況から考えるとすごい事ですよね! 絢香:もう信じられないですよ!(笑) でも、すごく嬉しいです。 ──カップリングの「夢のカケラ」は、どんな曲なんですか? 絢香:この曲は大阪を離れる前に書いた曲なんです。デビューが決まって、大阪を離れるってわかって。決まったことはすごく嬉しかったけど、その時になって、当たり前にあった事とか、当たり前にいた人の存在とかそういうものが、自分にとってどれだけ大きな存在だったかを実感したんです。それは、家族だったり友達だったり、特定の誰かっていうわけじゃないけれど。 ──自分を取り囲んでいた全てに、ということですね。 絢香:うん、全てに。それまで一人暮らしをしたいとか、そういうことも考えたことがなかったから。突然、一気に場所も家族も友達も全部離れるっていうことになった時、すごい不安とすごい寂しさ、あと、なんかよくわからない感情がワッと出てきて。それを“曲で伝えたい”って思った時に書いた曲なんですよ。

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