全米No.1にイル・ディーヴォ!

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年明けからメアリー・J.ブライジとジェイミー・フォックスが熾烈な争いを展開していた全米チャートだが、2月に入って変化が現れた。2/1付のビルボードによると、昨年にヨーロッパで大ブレークし、米国をも湧かせた多国籍ユニット、イル・ディーヴォの2ndアルバム『Ancora』(日本盤3/22発売予定)がビルボード200アルバムズ・チャートで1位を獲得した。彼らにとって初の全米No.1。デビュー作となった'04年のセルフタイトルアルバムは世界13カ国でトップに輝いたが、米国では最高位4位だった。Nielsen SoundScanによると、『Ancora』のリリース1週目のセールスは15万6,000枚。初登場1位の報告を受けて、プロデューサーを務める人気オーディション番組の審査員、サイモン・カウェルは、グループのオフィシャルサイトを通した声明で「みんなの夢が叶った。1年間の努力が実って嬉しい」と語った。番組では辛口コメントで有名な彼だが、喜びを隠しきれない様子。“ポップオペラ”で全米を席巻している彼らの新作『Ancora』は、オリジナルソングをはじめ、マライア・キャリーのカヴァー「Hero」ほかを収録。また、セリーヌ・ディオンがゲスト参加している。

2位がカントリー界からジョシュ・ターナーの新作『Your Man』。売り上げは10万2,000枚。トップに君臨していたジェイミー・フォックスの『Unpredictable』は3位へ後退した。4がメアリー・J.ブライジの『The Breakthrough』。

5位がイエローカードの『Lights and Sounds』(https://www.barks.jp/news/?id=1000017849)。来日公演が3/26(日)大阪・Zepp Osakaからスタートする(https://www.barks.jp/news/?id=1000015262)。6位が全米No.1ソング20曲を集めたコンピレーション『Now #1s』。アウトキャストの「Hey Ya!」、グウェン・ステファニーの「Hollaback Girl」、また、ブリトニー・スピアーズの「...Baby One More Time」、クリードの「With Arms Wide Open」といったヒットを収録。7位が米スター発掘番組『アメリカン・アイドル』の覇者、キャリー・アンダーウッドの『Curtain Call』となっている。

8位にはエミネムの『Some Hearts』がランクイン。カナダチャートでは先週までトップだった。

トップ10チャートの終盤は9位がP.O.D.の『Testify』。10位にはディズニーのサントラ『High School Musical』が登場した。

ほかに、グラミー賞ノミネートソングを収めた『2006 Grammy Nominees』が14位にチャートイン、授賞式が迫っていることもあって注目されている。

T.Kimura
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