バスタ・ライムス、ファンへの暴行事件で訴えられる

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バスタ・ライムスがサインを求めたファンに対して暴力をふるったとして、ファンがバスタ・ライムスとボディーガードを訴えたと、AP通信などが報じている。

訴えを起こした男性、メルビン・スミス氏(37歳)によると、'05年9月6日にニューヨークのシティ・ホールの近くにあるデリの外にてバスタ・ライムスにサインを求めたところ、バスタ・ライムスと彼のボディガードに殴られ、右目の下に4針を縫うケガを負った。さらにメルビン・スミス氏は首と背中もケガをし、仕事が出来ない状態になったという。

この事件でバスタ・ライムスのボディガード、トロイ・グリーンは既に9月7日に逮捕されており、第3級暴行罪などで起訴され、4月11日に裁判が行なわれる予定であるが、被害者のメルビン・スミス氏は加害者である両名に対して損害賠償金を求める訴訟を起こした。バスタ・ライムスの所属するヴァイオレイター・マネージメントはこの件に関して、コメントを拒否している。

関連ニュースとしては、2月に発生したプロモーション・ビデオの撮影現場にてバスタ・ライムスのボディーガード、イスラエル・ラミレス氏が射殺された事件は、現在においても事件現場にいたとされているバスタ・ライムスの証言が得られておらず、ニューヨーク警察は引き続きバスタ・ライムスへ捜査への協力を求めているという。また、事件現場の様子を録音したとされるテープがネット・オークションに出回るという騒動も起きている。

K.Omae, LA
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