Dir en grey、大注目のアメリカ・ツアーのレポートが到着!

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ヨーロッパでの大成功に続いて、アメリカでのデビューも決定したDir en grey。そして、先日ニュースでお知らせしたとおり(https://www.barks.jp/news/?id=1000020178)、3月17、21、23日の3日間、アメリカにてショウケース・ツアーが行なわれた。そして、アメリカ進出の第1歩となるツアーのレポートがいち早く到着! またやってくれました、我等がDir en grey。

Dir en grey アメリカ公演(Showcase Tour)

去る3月17日、テキサス州オースティンでの巨大音楽見本市<サウス・バイ・サウスウエスト(以下SXSW)>への参加を皮切りにスタートしたDir en greyにとって初のU.S.ショウケース・ツアーは、週の明けた3月21日には舞台をニューヨークに移し、同じく23日にはロサンゼルスにて最終局面を迎えることになった。

Dir en greyが<SXSW>に出演することが現地で告知されてからというもの、主催者側や現地レコード会社には、当日のヘッドライナーであるヘルメットではなくDir en greyに関する問い合わせが殺到。公演当日の3月17日には、彼らの登場する野外会場の外に、朝からファンが行列をなしていた。Dir en greyは、同ショウケースの5組の出演者のうち4番目に出演。全9曲、約40分間のステージを披露した。観客は数百人。しかし入場規制のために入りきらなかった一般のファンが柵の外にも溢れ、クラブをハシゴする通行人たちが足を止め、会場外の歩道を埋め尽くしていた。

前日から入場の列ができていたというNY公演会場周辺は、公演当日の午後、メンバーたちが会場入りする頃にはまさにファンの大群に完全包囲された状態。歩道が機能しない事態を重く見たNY市警からの通達により、AVALON側が会場時刻を予定よりも30分ほど早めざるを得なくなった事実からも、そこに集結していた人数の多さと、その光景自体のすさまじさをご理解いただけることだろう。

チケットは言うまでもなく完売。オープニング・アクトの演奏中からステージ前の柵が押しつぶされるという事態にも見舞われたが、なんとかメンバーたちがステージに登場するまでには安全確保もなされ、Dir en grey史上初のNY公演はほぼ定刻にスタートした。NYのオーディエンスは大熱狂でDir en greyを迎え、世界初披露となる新曲1曲(タイトル未定)を含む全19曲、約90分間にわたるライヴは、そこが異国の地であることを感じさせない一体感に貫かれながら、大盛況のうちに幕を閉じた。

場面は変わって3月23日、L.A.。<SXSW>とNY公演に関する評判は、確実にここにも届いていた。公演会場となったのはウィルシャー大通りに面する由緒正しいTHE WILTERN THEATRE。約2300人(内関係者200人)を収容する規模のホールだが、チケットは発売開始から36時間で完売。当初はやや規模の小さなクラブでの公演がブッキングされていたが、予想を遥かに上回る反応の大きさゆえ、急遽、会場を変更した末の結果だった。

ここL.A.でも前夜から会場前にファンが行列をなす状況は同じ。日が傾く頃には周辺の歩道がDir en greyのファンで埋め尽くされていた。現地のプレス関係者は「こちらで人気のあるヘヴィ・ロック・バンドといえば、たとえばコーンあたりが代表的だけれども、彼らのファンでも会場前にたむろするようになるのは、せいぜい開場の1時間前。こんな光景は過去に見たことがない」と語っていた。

午後9時。ひたすら広いスタンディングのフロアもバルコニー席もぎっしりと観客で埋め尽くされた状態のなか、場内が暗転すると、嬌声と怒号とが入り交じったかのような熱狂的なノイズが渦巻き、メンバーたちがステージ上に登場する。そこから先の約90分間、THE WILTERN THEATREはまさにDir en greyの支配下に置かれることになった。昨秋発売された現時点での最新シングル、「CLEVER SLEAZOID」をオープニングに据えたライヴの内容は、単純に曲順/構成的な面からいえばNY公演とまったく同じ。しかしそこには、NYで感じさせたすさまじいエネルギーをさらに超越した熱量を放出する彼らの姿があった。

実際問題として、全米での正式リリース作品第1弾にあたる『Withering to death.』(日本発売は2005年3月)がアメリカのWARCON RECORDSから発売になるのは今から約1ヵ月半先にあたる5月16日のこと。同社が今回のショウケース・ツアー実現のために尽力したことは紛れもない事実だが、いわゆる公演チケット拡販のためのプロモーションは一切行なわれていない、アルバムの発売広告が各方面に出回るのもまだ少し先ということになる。そうした状況下でチケットが完売になっている事実について、地元のプレスや関連スタッフも「信じられない」「いまだかつてこんな話は耳にしたことがない」と口を揃える。

ある関係者は、「現段階でこの状況があるのなら、アルバムはビルボード誌のチャートでも好成績を収めることになるかもしれない」と語り、また、別の関係者は「英語で歌わずにアメリカで成功をおさめたバンドといえば、近年ではドイツのラムシュタインが記憶に新しいけれども、彼らが初めてL.A.公演を行なったときの状況をはるかに上回るインパクトが今回のツアーにはある」と明言していた。

いわば世界基準のバンドとしての歩みを着実に、しかも驚異的なスピードで進めつつある現在のDir en grey。5月には昨年に引き続きヨーロッパ・ツアーが行なわれることも決定しており、これまた昨年に続いて出演を果たすことになる欧州最大規模の野外フェス、<ROCK AM RING>では、待望の本格復活が噂されるガンズ・アンド・ローゼズをはじめ、トゥール、デフトーンズといった強豪たちとステージを共にすることになる。Dir en greyを主人公とし、世界を舞台とする新たな伝説が、今、いよいよ彼ら自身の手によって本格的に綴られ始めたのである。

<ショウケース・ツアー>
■SXSW(SOUTH BY SOUTHWEST/サウス・バイ・サウスウエスト)
日程:3月17日(金)
都市:テキサス州オースティン
会場名:REDRUM CLUB(レッドラム・クラブ)

■Showcase Tour
日程:3月21日(火)
都市:ニューヨーク州ニューヨーク
会場名:Club Avalon(クラブ・アヴァロン)

■Showcase Tour
日程:3月23日(木)
都市:カリフォルニア州ロサンゼルス
会場名:The Wiltern Theatre<ウィルターン シアター>
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