ザ・ズートンズ、英国人がピートを好きな理由

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ニュー・アルバム『Tired Of Hangin' Around』をリリースしたザ・ズートンズが、ピート・ドハーティの話を交えながら、自分たちの成功について語った。マーキュリー・アワーズにノミネートされたザ・ズートンズのデビュー・アルバム『Who Killed The Zutons?』は、60万枚のセールスを上げた。

フロントマンのデヴィッド・マッケイブは、『Daily Mirror』紙のインタヴューでこう話している。「50万枚以上売れるなんて、驚きだった。と同時に、そうだろうなと思う部分もあったよ。俺達はトレンディなバンドじゃない。ってことは、厭きられないってわけだ」

「この国独特の負け犬でいる気楽さもあるけどな。みんな、ピート・ドハーティが好きだろ? それって、彼が才能あるのにビッグ・チャンスを逃がしてるからだよ。母親がリバプール出身だからかもしれない。彼は名声を手にするのが怖いのかもな。それか、ただのバカなのかもしれないけど。俺はそういう連中の1人にはなりたくないんだ。10枚の傑作が作れるかもしれないのに、1枚だけで自滅するような奴にはなりたくない」

ザ・ズートンズの2ndアルバム『Tired Of Hangin' Around』は4月17日に英国でリリースされた(日本発売5月3日)。

Ako Suzuki, London
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