歴代音楽界のワーストな出来事をランキング

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もしあの時、あれがなかったら、こんなことにはならなかっただろう……そんな思いをしたことが誰でも1度や2度はあるはずだ。

雑誌『BLENDER』が歴代<音楽界のワースト出来事50>を発表した。リストによると、1位はなんと“現代に生まれた子供”とのこと。同誌は、デジタル化がさらに進み、かつてのようにレコード店に足を運ぶことをせず、ダウンロードなどで欲しいものがすぐに手に入ることで、感謝の気持ちを忘れ、音楽の価値が分からなくなるのではないかと警告している。2位がヒップホップ界の悲劇を下書きしたとしてシュグ・ナイトが挙げられた。3位が山積みの問題を抱える社会や軍事の象徴と化したアメリカ合衆国国歌「The Star-spangled banner」。

他に、これがあったがために世界的な騒動になってしまったマイケル・ジャクソンの“ネバーランド牧場”、マドンナの“イギリス英語”、そのマドンナをはじめ、元コーンのヘッドやキャット・スティーヴンスらにみられる“神の発見”、そしてカート・コバーン、ジャニス・ジョップリン、ジム・モリソン、ジミ・ヘンドリックス他、偉大なアーティストが死去した年齢“27歳”といった事柄が上位に選ばれた。

“歴代音楽界ワースト出来事50”

1位 新世代
2位 シュグ・ナイト
3位 米国国歌
4位 ネバーランド牧場
5位 エクスタシー
6位 マドンナのイギリス英語
7位 神の発見
8位 27歳
9位 白人
10位 トム・パーカー“大佐”

また、ブリトニー・スピアーズと結婚したケヴィン・フェダーラインが12位に、レコード世代は買い直し、レコード産業はデジタル化で痛手といったことから“CD”の出現が15位にそれぞれランクインした。

50位以内には他に、INXSやクイーン、AC/DCなどで顕著な“リードシンガーが代わってしまうこと”(16位)、アーティスト本人が死後には楽しめず、利益にもならない“トリビュートアルバム”(25位)、ヴァン・ヘイレンの“ヴォーカル交代劇”(32位~35位)、フレディ・マーキュリーをはじめ、音楽界の重要人物の命を奪った“エイズ”(39位)、スラッシュのガンズ・アンド・ローゼズ“脱退”(47位)といった出来事が選ばれている。

T.Kimura
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