デーモン、レディオヘッドやボノやヒューマニストを批判

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ブラー/ゴリラズのデーモン・アルバーンが、レディオヘッドやボブ・ゲルドフ、U2のボノといった世界を救おうと活動するミュージシャンに否定的なコメントをした。自らもアフリカの貧困問題に関心を示しているアルバーンだが、その活動においては彼らと意見が違うようだ。

『The Sun』紙によると、彼はこう話したという。「レディオヘッド……、ある問題を気にしていながら、1年半もスタジアム・ツアーに出るようなバンドは全くの偽善者だと思うね。問題に目覚めるのは、素晴らしいことだよ。それでいて、ヒューマニズムとは関係ないどでかいイベントをやってる。そこで、何万人の奴らから崇拝される対象になるってわけだろ。そのどこにヒューマニズムがあるんだ? ただの偶像崇拝じゃないか」

「ゲルドフの情熱に疑問の余地はない。でも彼とボノ……、もしアフリカのことを気にかけてるなら、彼らのことを考えるんだな。隣人として扱えよ。彼らが興味持つことに、興味を持て。自分の価値観を押し付けようとするな。それは、ゴーマンってもんだ」

デーモンは、ナイジェリアへ出向きソロ・アルバムを制作。『The Good, The Bad And The Queen』と仮タイトルがついたこのアルバムは、9月にリリースされる予定。

Ako Suzuki, London
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