レディオヘッド、保守党のために演奏したんじゃない

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保守党の党首デヴィッド・キャメロンが、レディオヘッドが彼のリクエストに応じコンサートでお気に入りの曲をプレイしてくれたと発言したが、バンドの広報担当はこれを否定した。

キャメロン党首はレディオヘッドの大ファン。今月初め、トム・ヨークとジョニー・グリーンウッドがパフォーマンスした<Friends Of Earth>のチャリティ・コンサートに招待された彼は、「Fake Plastic Trees」をプレイしてくれるようリクエストしていたという。

週末(5月28日)、Radio 4の番組に出演したキャメロンは「漂流したときに持って行きたい曲」に同トラックを選び、彼らが自分のためにパフォーマンスしてくれたことがあるとの逸話を明かした。「そう、(僕のために)プレイしてくれたんだよ。彼らに“コンサートへは是非行きたい。誘ってくれて、ありがとう。追伸、これを演奏して欲しい、僕の大好きな曲なんだ”って手紙を出したんだ。彼はプレイしてくれたよ」

しかしながら、これはキャメロンの勘違いだったようだ。バンドのスポークスマンは『The Independent』紙で「セットリストは、トムとジョニーがプレイしたいものを選んだだけで、リクエストとは何の関係もありません」と否定している。

レディオヘッドは木曜日(6月1日)から北米ツアーをスタート。さらなる新曲をプレイするものとみられている。

Ako Suzuki, London
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