SweetS、ラスト・シングル「Color of tears」特集 INTERVIEW編

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──そして、2005年にはミニ・アルバム『Keep on movin'』を挟んで、「ミエナイツバサ」がリリースされますね。この曲はすごく前向きないい曲だよね。PVも初の海外ロケで!!

MIORI:ハワイ行きました! 初海外! 楽しかったぁ!!

HARUNA:でも、スコールですごい雨降ったね! いっぱい。それに、わたしは体調崩して、蚊に刺されたみたいに顔にぶつぶつが広がっちゃって…顔が地球儀みたいだった(笑)。AYAは熱出しちゃうし。でも、AYAが倒れたからオフができて、みんなでお買い物に行けたんです。AYAに感謝(笑)。

──ハワイではDVD『Wings of my heart』の、収録用の企画もいろいろやったよね。

MIORI:セスナの飛行機操縦しました! MIORIとAKIが操縦したんですけど、虹くぐったんですよ。びっくりした! どうだったわたしの操縦は?

MAI:ひどいっ!

──そして、8月に初の東名阪ライヴ・ツアー。これは盛り上がったね! 全公演が完売したし。

AKI:あの夏休みはライヴのイメージしかないですね。ライヴ自体は3回しかなかったんですけど、その間にリハーサルとレコーディングがあったし。でも、楽しかったよね、ライヴ。

AYA:やってるうちに、だんだんできてくるのが、自分でも達成感があったな。

MIORI:初めてソロ曲を披露したんですけど、トップバッターだったし、緊張しました。

MAI:ホント、めっちゃ緊張した!

HARUNA:リハーサルのときに、本番は自分たちのダンスやお客さんの熱気ですごく暑いからって、今のうちから体力をつける意味でもクーラー全部消して練習したんですよ。暑さと湿気で窓ガラスとか鏡とかみんな曇っちゃって。

MIORI:うん、リハーサルのほうが暑かった(笑)。

──AKIとAYAがいない間3人はどうだった? アルバムも出したけど。

HARUNA:リリース・イベントも3人でやったんですけど、5人だと立ち位置移動とか難しいけど3人だとスカスカで(笑)、やっぱ違うなって思いました。あと、フル・アルバムは分厚いと思った(笑)。2枚組みだったし。LP盤が好きでよく写真見てました。DVDに全シングルのPVとオフショットがついてるから、順番に見て“うぁー成長しる”って、自分で思ったり。

──その後、久しぶりに5人で「Bitter sweets」が出て。ジャケットがファーストに似てるんだよね。

AKI:撮影で「LolitA☆」とまったく同じ絨毯を使っているんです。おっきくなっているから乗り切らなかった(笑)。

──そして、新曲の「Color of tears」だけど、最近なかったしっとりした感じだね。

AKI:この曲で最後になってしまうので、作詞家さんも5人のことを書いてくれた詞になってます。ハーモニーとコーラスがしっかりしていて、最近の曲はHARUNAがメインをとることが多かったんですけど、今回は全員が参加して、かなり凝った作りの曲になっています。

──詞も切ない雰囲気だよね。ファンの人が泣いちゃうんじゃないかな。

AKI:わたしたちも泣いちゃいましたよ。歌詞に感動して。

──歌詞の中のメッセージは、SweetSからファンへの言葉にも読めるし、SweetSからSweetS自身へのメッセージとしても受け取れる内容になっているよね。

AKI:そうですね。自分自身の気持でもあるし、メンバーやファンの方へのメッセージとも捉えられると思います。別れの歌のようですけど、これからがスタートでもあるので、あまり切なくは捉えてほしくないですね。SweetSとしては終わってしまうけれど、わたしたち、それぞれはこれからなので。

──卒業ということで、5人で話し合ったりした?

AKI:決まってから、みんなで何回か話しました。これからのことじゃなくて、6月7日まで最後までがんばろうって。まだ、それぞれが何をしたいかって言うのは具体的には決まってないんですけど。それは一人ひとりが決めていこうっていうことで。

──実際に発表があってから、周りの反応とかどうだった? オフィシャル・サイトの掲示板にもいっぱい、やめないでっていう書き込みがあったりして。

HARUNA:そう言ってくれるのはすごいうれしかったです。

AKI:けど、そう言われると辛いっていうのもあったかな。前向きに、一人ひとりで進まないと、という気持ちもあったし。

──AKIとAYAが受験で休んだりっていうのもあったけど、活動で学校との両立とか、地方からの移動の大変さとかもあったのかな。

AKI:確かに勉強と仕事との両立が大変で、そのせいで休業もあったんですけど。休業している間に3人を見て、“もっとこうしたらいいんじゃないか”とか“やっぱりすごいな”って思えることもあったし。5人のSweetSで、もう少しがんばりたかった気持ちはありますね。

──では、最後にファンのみんなに一言お願いします。

MAI:今後はそれぞれみんな違う道を行くけど、一人ひとりが活躍できたらいいな、って思います。

MIORI:この卒業を新しいスタートとして受け止めて、これからもがんばっていきたいです。

AYA:SweetSのみんなとは連絡を取り合って支えあいたいし、お互いの活動とか応援しあいたいですね。個人的にもがんばりたいです。

HARUNA:今までずっと5人でやってきて、1人になるのは寂しいっていうのは正直あるんですけど、それじゃ前に進めないし、前向きに考えてSweetS、5人全員を応援してほしいです。

AKI:この3年間、SweetSとして一緒にがんばってきたことを生かせるように、これからは一人ひとりががんばっていくので、これからもずっと応援してください。

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