1年という時を経て完成した渾身作『art in the EartH』を、メンバー全員で語り尽くす!

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――今回の岩﨑さんの歌詞は切り裂く感じがありますよね。


 岩﨑:そう、切り裂く感じ(笑)。殺傷能力のある言葉が多いですね。

 

――いっぽう中内さんの描く世界は、色彩をうまく取り入れた叙情的な世界ですね。


中内:今回収録されてる曲は、アルバムにあわせて作ったものではなくて。新旧織り交ぜてアルバムに合うものを収録した感じです。

 

 岩﨑:「夏の終わり」の歌詞が好きだな。風景が思い浮かぶ。

 

中内:これは、夏の終わりのある日に素敵な出来事があって、その帰りの電車のなかでひらめいたんです。思い浮かんだ時、自分はこんなユルい曲も作れるんだ!って驚きましたね(笑)。

 

――このアルバムを制作したことで、何か得たことはありますか?


泉:今回、山中湖でも合宿してレコーディングしたりして、1年近くかけて作ったんですよ。その中で経験したことすべてをアルバムに詰められた。これは今後の僕らにとって、意味の深い1枚になるんだと思う。

 

中内:そう。これを制作することで、音楽を作るにあたって何が必要かを僕らに教えてくれたというか。

 

岩﨑:今後いろいろと僕らは変化していくんだろうけど、このアルバムは活動の句読点になるものになったと思うんですよ。

 

――本作を完成させて、今後バンドはどう変化するのか楽しみなところですね。


吉澤:常に新しい場所に踏み出していきたいですね。ずっと同じ場所に留まるのは、僕ららしくないんで。

 

岩﨑:これを聴いてロックをやりたいと思う人が増えたらいいですね。ロックやるのって楽しいんで。急いでやったほうがいい。やれば何とかなるしね(笑)。

 

取材・文●松永 尚久

 

 
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