'06年夏の洋楽アルバム必聴盤をチェック!

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『TIME』誌がこの夏に聴きたいアルバムを取り上げた。ナイス&ラウドなサマー・アルバムと題して必聴の6枚が選ばれている。

まずはインディ・ロックからの最有力バンド、TAPES N' TAPESの『The Loon』。ペイヴメントの血を引くとされる彼らだが、インディー・シーンで注目された後、同アルバムが今年の7月にワールド・リリースされた。ロック界ではまた、夏フェスに出演したソニック・ユースの20作目となる新作『Rather Ripped』が挙げられている。6月に発表されたクールな1枚だ。一方、ホットなのが同月に初の全米No.1を獲得したカリフォルニアのパンク4人組、AFIの『Decemberunderground』。並々ならぬ集中力で制作された同アルバムには、全米を呻らす厳選されたナンバーが収められている。彼らのステージは今月に開催の<サマソニ>で見ることができる。

次にヒップホップ界から、バスタ・ライムスの『The Big Bang』。彼の凶暴さにも増して、ドクター・ドレーをはじめとするプロデューサーのほか、スティーヴィー・ワンダー、リュダクリス、メアリー・J.ブライジ他のゲストから伝わるエネルギーも圧巻、'06年夏のホットな1枚だ。そして、カニエ・ウェストとの共作「Jesus Walks」でデビュー前から大きな話題となったグラミー獲得ラッパー、ライムフェストの『Blue Collar』。日本盤が先日(7/26)にリリースされたばかり。1stシングルはカニエをフィーチャーした「ブラン・ニュー」。

最後に、全米で人気のカントリーシンガー、トビー・キースの新作『White Trash With Money』が選ばれている。

T.Kimura
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