都会の雨音とともに、bonobosのサウンドが響いた野音!

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去る7/17の“海の日”に、bonobosが日比谷野外音楽堂でワンマン・ライヴを行なった。長梅雨で雨の降るなか、アルバム『あ、うん』を引っさげての14箇所の全国ツアー<あ、うん。全国そんな感じつあー>の最終日を飾った。

ナチュラルだけど、それぞれがカラフルでポップな色合いの服装でステージに登場したbonobosのメンバー5人。オープニングから雨は本格的に降っていたけれど、そのカラフルさで一気にステージは明るく、そして「衛星」でさらに彩りを与えライヴがスタートした。

bonobosは、野外で自然溢れる晴天でのライヴが似合う(そう、FUJI ROCK FESTIVALで言えば、昨年実際に行なったピーカンの“Field of Heaven”)と思っていたのだけど、なかなかどうして、都会の(とはいえ緑はいっぱい)の雨のなかのbonobosも秀逸。どんな空間でも彼らの空気感に変えてしまっていた。

そして森本夏子(B)が以前、インタヴューで言っていたように「bonobosは泣きながら踊れるバンド」と言っていたように、ときに深くしんみりと聴き入り、ときにアッパーに感情的になりながらも、リズムをとり腰を揺らしてしまう、そんな音がずーっと鳴っているライヴが展開。『あ、うん』収録曲を中心に、ヒット曲「THANK YOU FOR THE MUSIC」や彼らの代表曲「Mighty Shine, Mighty Rhythm」など約19曲を披露した。

なお、このライヴの模様はDVDでリリースすることが決まっている。


■bonobos<あ、うん。全国そんな感じつあー> 7/17(月・祝)セットリスト
01. 衛星
02. LOVERS ROCK
03. 運命の人
04. on and on
05. あたらしいひ
06. あ、
07. sunshine in the new life
08. あまい夕暮れ
09. よあけまえ
10. Floating
11. Beautiful
12. この星につっぷしながら
13. 愛してるぜ
14. 光のブルース
15. THANK YOU FOR THE MUSIC

アンコール1
01. Standing there
02. 今夜はGroove me
03. あの言葉、あの光

アンコール2
01. Mighty Shine, Mighty Rhythm
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