才能の証がここに…最高傑作『エンパイア』が完成!<INTERVIEW>

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カサビアンがひと皮むけた! 2004年、フランツ・フェルディナンドを筆頭にして勃発したUKインディ新世代バンドの中において、ひとり90'sのブリット・ポップの大物の影響を感じさせるサウンドを展開し、異彩を放っていたカサビアン。その登場を喜ぶファンも多かった反面、「今の時代に何故?」とその存在をいぶかしがる者、その両方を生んでいた彼ら。そして今作「エンパイア」で、その異端の才能が爆発。もう“遅れて来たブリット・ポッパー”などとは呼ばせないオリジナルな魅力を、今のこの'00年代を牽引できる形で作り上げた。この充実作を作り終え、意気揚々なトム・ミーガン(Vo)とイアン・マシューズ(Dr)に直撃した。

――アルバム完成おめでとうございます! 率直に今の気分は?

トム:もう、すっげえ人に聴かせたくてウズウズしてるよ。マジで最高だから。

イアン:充実して作れたことはたしかだね。

――やはり今回の制作にあたって、デビュー・アルバムの成功が自信につながったところはあると思いますか?

トム:そりゃ、やっぱりあるだろうな。俺たちは1stアルバムからここまで至る前に、本当に大きな経験をしたからな。

イアン:正直、ここまでの成功は予想してなかったよ。

――その間で一うれしかったのは?

イアン:やっぱり、グラストンベリーの大きなステージで、信じられないくらいのリスナーの前で鳥肌を立てながら演奏したことだよ。あれで僕らは本当の意味で大きくなれた。

トム:それから本当にたくさんの出会いだな。特にオアシスみたいに、ガキの頃から聴いてて憧れていた人たちに会えたのはな。

――その今作なんですが、自信の程よくわかりますよ。大きな成長を感じさせる、かなりの充実作じゃないですか。

トム:おう、ありがとう。うれしいね。

――今回、このアルバムを作る際のコンセプトは何ですか? おそらくそれが“エンパイア”ということになるんでしょうけど。

トム:今回は、前作を作った時とは本当に正反対の状況だったんだ。前作を作った時の俺らは随分と殺伐としたものだったけど、今回は本当にハッピーな多幸感に包まれながら作ったんだ。だから、それが“エンパイア”なんだよ。

――なるほど。僕はまた、反抗的で生意気なパブリック・イメージのあるあなたたちのことだから“帝国(エンパイア)に対するアンチテーゼ”みたいなことかと思いましたよ

イアン:エンパイアって言葉には“最高”って意味もあるんだよ。

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