<RIJF2006>貫禄のパフォーマンスで観客を持っていったPUFFY

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陽の落ちかけた黄昏時、PUFFYの登場を待つ人たちでLAKE STAGEには収容しきれないほどの観客が溢れかえった。やはり、「死ぬまでに1度は観るべき」と言われるPUFFYのライヴなだけに、この状況は当然のことか。

そんな必見のライヴは予想通りに素晴らしかった。阿吽の呼吸でステージ上を動き回り、歌い、踊り、そしてときにゆるーいMCで和ませる。絶妙に緩急をつけたライヴは実にテンポが良く、時間の流れを感じさせない。しかもセットリストは国民的大ヒット曲だらけ。「渚にまつわるエトセトラ」ではもちろん♪カニ食べ行こう~の大合唱だし、「モグラライク」では見よう見まねでダンスして、「Tokyo I'm On My Way」ではひたすらジャンプ! でもってラストの「アジアの純真」では、イントロが流れた瞬間にオーディエンスの“待ってました!”という無言の気合が充満。PUFFYの二人も気合たっぷりに、だがしかしパフォーマンスは決して勢い任せになることはない。もはや“貫禄”と言っていい、圧倒的な存在感、そして吸引力でもって観客を“持っていった”のだった。

写真●久保憲司/文●望木綾子


セットリスト@<ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2006> LAKE STAGE 2006.8.4
1.Hi Hi
2.渚にまつわるエトセトラ
3.Shall We Dance?
4.モグラライク
5.サーキットの娘
6.Tokyo I'm On My Way
7.ブギウギNo.5
8.Basket Case
9.アジアの純真

ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2006 特集
https://www.barks.jp/feature/?id=1000025727
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