マドンナ、養子縁組は“仮のもの”

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マドンナの“スピード養子縁組”に各方面から批判の声が上がっているが、マドンナはマラウイの裁判所が認めたのは“一時的な親権”だとの声明を発表した。夫妻は男児を18ヶ月預かることを許可されたという。

マラウイでは養子を迎えるのに最低18ヶ月は同国に滞在していなければならない。このため条件を満たさずに養子縁組が認められたマドンナを訴えようとする人権擁護団体も現れた。しかしながら児童福祉省は「マドンナは法を破っていない」と主張している。「今日、手続きがスタートしたのではありません。マドンナの関係者は、ずい分前から書類を提出していました。彼女は、その最終的な書類にサインをするために訪れたのです」

マドンナのスポークスマンは「18ヶ月の間に、マラウイの裁判所は夫妻が親権を持つにふさわしいか判断する」とコメントしている。

養子に迎えた13ヶ月の男の子デヴィッドは、すでにマラウイを発ったようだ。同国の出入国審査官がBBCに明かした。マドンナ夫妻はひと足早く先週金曜日(10月13日)に英国へ帰国したが、デヴィッドはパスポート申請が間に合わず一緒に戻ることができなかった。ロイター通信によると、マドンナのボディガードとパーソナル・アシスタントが子供に付き添っているという。

マドンナは、マラウイの孤児90万人を助けるため300万ドル(約3億5,000万円)を寄付すると約束している。

Ako Suzuki, London
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