日本の世相とモーニング娘。ブレイクの関連性に迫る

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BARKSは、日本の世相とモーニング娘。のブレイクには密接な関係があるのでは? と推測する──。

オリコンの11月14日付けウィークリーチャートで、約3年半ぶりに1位を獲得したモーニング娘。の「歩いてる」。“国民的アイドル”のモーニング娘。とはいえ、プロデューサーのつんく♂曰く、「モーニング娘。の顔であり、マザーシップ」だった安倍なつみも、流星のごとく登場しスターダムにのし上がった後藤真希もすでに卒業。今のメンバーは5期、6期という“モーニング娘。に憧れて”加入してきた若い世代が中心となっている。これはただのヒットではなく“新生モーニング娘。再ブレイクの兆し”といっても過言ではない。

モーニング娘。が国民的アイドルとしての地位を決定づけた曲といえば、1999年9月9日に発売された「LOVEマシーン」だろう。累計売上165万枚という、彼女たちのとっても初のミリオンヒットを記録したこの楽曲により、モーニング娘。の名前は大ブレイクし、若者だけでなく幅広い層の記憶に刻まれた。

1999年は、先の見えない不況や未来への不安、多発する凶悪犯罪、相次ぐ警察の不祥事などが日本に一気に襲いかかった年だった。そんな折に発売された「LOVEマシーン」は、意気消沈した国民を元気づけようと、プロデューサーのつんくが放った底抜けに明るいアッパーチューンだった。TVの中で元気に踊りまくる彼女たちの姿を見て、勇気づけられた、元気づけられた国民がいたのは紛れもない事実といえよう。

今、2006年はというと、長い不況から脱したとされる日本社会に別の問題が浮かび上がっている。全国各地で発覚している“いじめ”と、それを苦に自ら命を絶ってしまう中高生。TVでは、連日のように若者の自殺のニュースが流され、日本社会の“闇”と“病み”が次々と露呈している状況だ。

新曲「歩いてる」の中で、<歩いてる 一人じゃないから みんながいるから>と、彼女たちが歌うフレーズは、平和への願いとともに、現在多発しているいじめ問題、自殺する若者へのメッセージが込められているのではないか、と前回のBARKSのニュース(https://www.barks.jp/news/?id=1000028066)でも紹介したとおり。この楽曲を聴いていると、自らの手で今にも命を絶たんとする若者たちに“未来にはきっと素敵な仲間がいるから。未来を信じてほしい”と彼女たちが手を差し伸べているかのような感覚に襲われるはずだ。

日本が病んでしまった時、彼女たちは再び我々の前に現れ、その歌声で、笑顔で、疲れた我々を癒してくれる。“モーニング娘。”というグループは、そんな存在で、今回の「歩いてる」のヒットも、いや、この楽曲が生まれたことさえも実は初めから運命として決められていたことなのかもしれない。

なお、BARKSではそんな話題のヒットシングル「歩いてる」のPVを配信中だ! まだ聴いたことがないという人、特に何かに悩んでいる若者はぜひ彼女たちの歌に耳を傾けてみてほしい。

■「歩いてる」のPV視聴はこちら!
https://www.barks.jp/feature/?id=1000028142&p=14

■写真がいっぱい! モーニング娘。のフォトアルバムはこちら!
https://www.barks.jp/feature/?id=1000028142
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