中孝介、アルバムが台湾で3位に!

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奄美大島出身のシンガー・ソングライター、中 孝介(あたり こうすけ)が、11月3日に台湾でリリースしたアルバム『触動心弦(チュー・ドン・シン・シャン)』が、台湾のCDチャートを賑わせている。

中 孝介は2006年3月にシングル「それぞれに」でデビューし、6月には秋元 康氏作詞の「思い出のすぐそばで」をリリース。映画『着信アリFinal』の主題歌に抜擢されるなど話題になった。また、新人としては異例の、デビュー・シングルから台湾上海でのリリースが決定し、さらにデビュー・シングル「それぞれに」が香港の映画スター、アンディ・ラウのアルバムでカヴァーされるなど、中国でも注目の存在となっている。

今年11月9日(木)には、パシフィコ横浜国立大ホールにて開催された<中華年記念音楽祭>にも参加。このイベントは、2007年を中華年と位置づけて足かけ1年、数多くのイベントを企画・実施して行くもの。そのオープニングを飾るにふさわしい出演者とともに、イベント・シリーズをスタートさせた。日本、中国のそうそうたるメンバーのなか、3月にデビューしたばかりの中 孝介も参加。10月11日に日本でリリースされた自身のミニ・アルバム『なつかしゃのシマ』に収録されている「記憶-Last Forever-feat.韓雪」を、中国の人気女優でありシンガーの韓雪(ハンシュエ)とデュエットという形で披露した。

そうしたなか、台湾で11月3日にフル・アルバム『触動心弦』がリリースになった。アンディ・ラウがカヴァーしたデビュー曲「それぞれに」など、中の代表曲や、韓雪とのデュエット曲も収録したこのアルバムは、中華圏限定のフル・アルバムで、日本での発売予定はなく、台湾に続き、上海、広州など中華圏で今後リリースされる予定。そのアルバムが、Yahoo台湾のmusic(日本・韓国)チャートで、ウィークリー初登場3位を記録した。さらに台湾の「G-Music」(日本・韓国)チャートでも初登場でウィークリー6位にランクインしている。

中 孝介は、11月22日にワンマン・ライヴを東京・恵比寿ガーデンルームで行なった後、12月3日には台北で行なわれるイベント<Simple Life>に出演。台湾のアーティストに加え、ダニエル・パウターなど、世界のビッグ・アーティストとの共演が実現する。

※G-musicチャート……台湾で大きく展開されているローズレコード、TCRというレコード店が共同で展開している総合音楽チャート。日本ではまだ知名度の低いアーティストがこれだけの記録を出すことは前代未聞のことだという。

■オフィシャル・サイト http://atarik.exblog.jp/
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