リリー・アレン、『NME』誌を猛批判

ツイート
リリー・アレンが、女性アーティストの代わりにミューズを表紙に選んだ『NME』誌を激しく批判している。アレンによると、『NME』は同誌が発表したクール・リストに登場した女性アーティストで表紙を飾りたいとアプローチしてきたものの、その後何の断わりもなく、カヴァー写真を変更したという。

アレンは先週、Myspaceのブログに以下のようなメッセージを掲載した。「私たち(クール・リストに入った女性アーティストたち)、表紙のためにポーズを取るよう言われたの。『NME』は好きじゃないし前に嫌な思いをしたことがあるから、もう彼らとの仕事はしないって決めてたのよ。でも今回は、女性アーティストの存在の大きさを訴えるいい機会だからやろうって思ったの。それが、また、ミューズの表紙。ミューズは好きだけど、彼らは今年もう何度も表紙を飾ってるわ。ふつう、カヴァー写真を変更したって連絡してくるわよね。そんなもの、なかったわ」。

「『NME』の編集者は、クール・リストに女性がいっぱい登場してうれしい、彼女たちは音楽の世界に“新しいエネルギー”をもたらしたって言ってるけど、わたしを怒らせるのもいい加減にして。私たち女性はいつだって、いたわよ、傲慢な男め。本当にそう思ってるなら、今回それを証明するいいチャンスだったじゃない。でも、その代わりにミューズをカヴァーにした。太り気味のレズビアンやそれほど可愛いいわけでもない私なんかを表紙にしたら、雑誌が売れないって考えたんでしょ、バカヤロー」。

今年の『NME Cool List』には、1位のべス・ディットー(ザ・ゴシップ)やリリー・アレン(3位)をはじめ、ヤー・ヤー・ヤーズのカレン・O(5位)、ザ・ロングブロンディーズのケイト・ジャクソン(7位)、CSSのラヴフォックスら5人がトップ10入りしていた。

Ako Suzuki, London
この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス