レイザーライト、スパイ暗殺疑惑のフライトに搭乗

ツイート
元KGBのスパイ暗殺事件を捜査する英警察は、ブリティッシュ・エアウェイズ社の航空機内から微量の放射線を検出したが、レイザーライトとクーパー・テンプル・クロースのメンバーがその問題の航空機に搭乗していたことが明らかになった。

先月23日死亡した元KGBのリトビネンコ氏の体内からは、放射性物質ポロニウム210が検出されている。しかし、どのような経緯で彼の体内に入ったのかがわからず、英政府は可能性のある場所全てを調べていた。放射線の検出されたBAの航空機は10月下旬以降、221回飛行しており、およそ3万3,000人が搭乗していた。レイザーライトとクーパー・テンプル・クロースのメンバーもその一部だったという。

別のフライトを使用したフロントマンのジョニー・ボーレル以外のレイザーライトのメンバーは、先月末モスクワから戻った後、風邪に似た症状を覚えており、ニュースを見て驚愕したという。関係者は『The Sun』紙にこう明かしている。「みんな、怖がってたよ。ロシアから戻って体調が良くなかったんだ。そんなとき、彼らの乗った飛行機から放射線が発見されたなんていうニュースを知って、最悪のことを考えたらしい」。

幸いなことに、病院で検査を受けた両バンドのメンバーは全員、問題ないとの診断を受けた。レイザーライトは、モスクワでのショウがキャンセルとなり、11月25日にBAのボーイング767機で英国へ戻っていた。

Ako Suzuki, London
この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス