ワイクリフの説得で誘拐されたテレビ局局員が解放

ツイート
フージーズのワイクリフ・ジョンが故郷ハイチにて設立したテレビ局、テレマックスの社員が誘拐され、その後、無事に解放されたと、AllHipHop.comが報じている。

事件が起きたのは11月30日で、テレマックス社の従業員、Bidthlerson Brutus氏が自宅前にて銃を持った何者かによって誘拐され、犯人は身代金として25万ドル(約3,000万円)を要求していた。11月30日から1週間に亘って開催されたイベント「The Yele Fest」のためにハイチを訪れていたワイクリフ・ジョンは、自らのコンサートのステージ上にて、ハイチ経済の発展のためにBidthlerson Brutus氏を解放するよう犯人に訴えた。

犯人との交渉はハイチのニュース・メディア・ネットワーク「SOS Jounalistes-Haiti」が行ない、誘拐発生から3日後にBidthlerson Brutus氏は無事に解放。その際、身代金のやり取りは一切行なわれず、交渉を行なった人物によると「ゲットーにいる我々の仲間達を助けるために、ワイクリフがどれだけ努力しているかをよく考えた上で、ジャーナリスト(Bidthlerson Brutus氏)を解放した」と犯人側が語っていたという。

なお、ワイクリフ・ジョンは今後も予定通りにハイチ支援のための活動を継続していくことを宣言したと伝えられている。

K.Omae, LA
この記事をツイート

この記事の関連情報