マレン・モーテンセン、2ndアルバム・インタビュー

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──昨年の日本デビュー・アルバム『DATE WITH A DREAM』はiTunes Jazzチャート第一位も獲得し日本でも大評判でした。今回のニュー・アルバムのアイデアとコンセプトは?

マレン・モーテンセン(以下、マレン):もう少しポップな要素を加えてレコーディングしたいと思っていたの。それはギター・サウンドで表現できてると思うわ。あとちょっとだけエレクトロニックな要素もね。特に「ラフィン・アット・ライフ」という曲です。

 

──カバーの選曲が素晴らしいですが、今回どのように曲を選びましたか?

マレン:プロデューサーのクリス・ミン・ドーキーからジョン・メイヤーの曲をやらないかとアドバイスされて、それがすごく気に入ったの。「ラフィン・アット・ライフ」はレコード会社からの推薦だったけど、これはアレンジがとても気に入ってる。「デスペラード」は歌うように頼まれたものなんだけど、好きになったわね。カバーしたい曲はたくさんあるけれど、選ぶのを手助けしてもらえてよかったわ。

──今回、アルバムタイトルを自分の名前である『マレン』にした理由は?

マレン:シンプルでと思ったからよ。曲のタイトルをつけるのはあまり好きじゃないの。最初は『NAKED』だったけど、ちょっとどうかと思って…。でもジャケットでは“NAKED(裸)”ね。

──前作でジョニ・ミッチェル、ア二タ・ベイカー、今回イーグルスの曲を歌ってますが、ポップスの分野で好きなアーティストは?

マレン:実は特にはいないの。あまりにもこれまで自分にインスパイアしくれたアーティストが多すぎて難しいわね。

──ジャズ・シーンで好きなアーティストは?

マレン:サラ・ヴォーンやナンシー・ウィルソンよ。あと、スウェーデンのシンガーで、モニカ・ゼッタールンドも好き。

──日本のリスナーにメッセージを。

マレン:日本の皆さんにぜひ会ってみたい。そして皆さんのために歌って、その素晴らしい国を見てみたい。とっても興味があるわ。私の音楽を聴いてくれてどうもありがとう!

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