ナイトメア <to the shining WORLD>C.C.Lemonホール レポート

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VAPへの移籍第1弾シングル「the WORLDアルミナ」が、オリコン・ウィークリー・チャートで初登場5位を獲得し、本格的ブレイクの兆しを見せているナイトメア。12月9日に渋谷C.C.Lemonホールで行なわれた<TOUR 2006【to the shining WORLD】>追加公演では、彼らに吹く追い風の所以でもあるたくさんのチャーム・ポイントを確認することができた。

RUKA(Dr)、Ni~ya(B)、咲人(G)、柩(G)、YOMI(Vo)の順にステージに登場し、それぞれのポジションにつくと、耳をつんざくRUKAのドラムを契機に「dogma」でライヴがスタート。すると客席では一斉にヘッドバンギングが起こり、会場全体がひとつの大きな渦となる。そして「livEVIL」「東京傷年」とスリリングで攻撃的な楽曲に続き、耽美的なリリシズムに彩られた「シアン」、劇的でセンチメンタルな「Mind Ocean」で、ライヴの空気を別次元へとシフト・チェンジする。

メイクをバリバリに決めてグラビアを飾ったかと思えば、その次のタイミングではまるっきりの素っぴんで撮影に応じたり、取材の現場では“素朴で気さくな青年”という共通点がありながら、5人それぞれに役割分担が自然となされていて、トークの運びも実にリズミカル。そうしたギャップも彼らの魅力であることは間違いないのだが、何よりも、彼らの最大のチャーム・ポイントであり武器なのは、ポピュラリティに富んだ楽曲たちだと思う。かつて“ヴィジュアル系”とカテゴライズされた先達たちが、その枠を超えて一般リスナーにまで支持されたのは、ふとしたときに耳にしても引っかかる、フックとポピュラリティが楽曲にあったから。ナイトメアの楽曲には、そのフックもポピュラリティもある。

この日、YOMIはMCで「2006年、ナイトメアは本当に充実した1年になりました。来年はもっと上を目指して、ヴィジュアル系っていうものを一般に広めたいと思います!」と宣言していた。近い将来そうなる可能性を、ナイトメアは充分に持っている。2月28日にリリースするニュー・アルバム『the WORLD Ruler』でもそのことを証明してくれると信じている。
文●望木綾子

★写真いっぱい★
<to the shining WORLD>C.C.Lemonホール【フォト・アルバム】
https://www.barks.jp/feature/?id=1000028999

■オフィシャル・サイトhttp://www.nightmare-web.com/
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