元ちとせ 年納めライヴはオペラシティで初の試み

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今年活動を再開し、ニュー・アルバム『ハナダイロ』を5月にリリース。全国ツアーや多くのライヴ・イベントにも出演し、精力的に活動を行ってきた元ちとせが、復帰年の最後を締めくくるワンマン・ライヴを、27日、初台オペラシティで行なった。

同ホールでポップスのライヴを行うのは異例のこと。今年3年ぶりとなる<「冬のハイヌミカゼ」ライヴ>は、ちとせの冬のスペシャル・ライヴで、過去2回行なわれている。今年は、ちとせがストリングスと共演することを希望し、同ホールでのライヴが実現した。毎回、ちとせの特別な思い入れのある同シリーズ。今年はなんと、本編通して1度もトークをはさまず、歌と演奏をたっぷり聴かせるという、本人も初の試み。ブルーや白のドレスに裸足のちとせは、島唄「八月唄」をはじめ、アルバム『ハナダイロ』に収録された曲を中心に、「ワダツミの木」「君ヲ想フ」、そして配信リリース中の新曲「六花譚(ロッカバラード)」など、全19曲を熱唱。ホールを埋め尽くした1,600人は、贅沢な空間で、今年を締めくくる“100年にひとりの声”に酔いしれた。

アンコール後半で「緊張しました? ですよね(笑)。私も昨日は眠れなかったんです! みなさんにまた今年の締めとしてお会いできてうれしいです。これからもいろいろな形で元ちとせを届けていこうと思っています」と、特別な夜を大成功させてホッとしたように、とっておきの笑顔で挨拶した。

ちとせは現在、来年のリリースに向けてレコーディングの準備中。また、配信限定リリースの「六花譚(ロッカバラード)」も好評配信中。

■元ちとせオフィシャル・サイト http://www.office-augusta.com/hajime/
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