オジー、勘違いからリハビリへ

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20年ほど前、アルコールの問題を克服するためリハビリを受けたオジー・オズボーンだが、施設へ入る決心をしたのは大きな勘違いからだったようだ。オジーは、リハビリ施設にはバーがあり、“どうやってお酒を止めるか”ではなく、“どうやって飲めばいいのか”を教えてくれるところだと思っていたそうだ。

オジーは『Hello Magazine』にこう話している。「ケリーが生まれた後、シャロンから酒の飲み方を教えてくれる場所があるって聞いたんだ。“何だ、そこは、パブか?”って思ったよ。彼女はただ、“ベティ・フォード・センターっていうのよ”としか言わないから、俺は“よし! 俺の飲み方は間違ってたんだな”って思ったわけさ。で、マティーニの正しい飲み方でも教えてもらえるんだろうって期待しながら、そこへ行ってみた。“やあ、ベティ、バーはどこだ?”って聞いたら、受付嬢に“何ですって?”って言われたよ」。

勘違いからではあったが、その後、お酒を止める決心をしたオジー。家族のため、すでに20年以上、酒を控えているそうだ。「この22年、酒を飲まないようにしてるよ。うまくいく日もあれば、ダメな日もあった。でも、自分は酒に弱いって認めたんだ。クリスマスの時期はとくに辛いけどな。でも、いまでも生きていられるなんて、俺はものすごくラッキーだって思ってる。感謝してるよ」。

Ako Suzuki, London
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