'06年 ヒップホップ/R&B事件簿 訃報編

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毎年、様々な事件が起こるヒップホップ/R&Bシーンであるが、'06年ほど様々な現役アーティストが亡くなった年は、ここ数年では無かったように思う。

まず、2月に亡くなったのはトライブ・コールド・クエストやコモンなど、様々なアーティストの作品を手掛けてきたプロデューサー、J・ディラ(ジェイ・ディー)。亡くなる3日前にソロ・アルバム『Donuts』をリリースしたばかりというタイミングでの突然の訃報に、日本を含む世界中のヒップホップ・ファンが悲しんだ。

続いて4月にはエミネムのグループ、D12のメンバーであるプルーフがデトロイトのクラブにて銃殺されるという事件が発生。捜査の結果、プルーフが先に撃ったということが判明し、プルーフを撃った男性に関しては正当防衛が認められたというのもニュースとなった。そして、5月にはヒューストンのラッパー、ビッグ・ホークが何者かによって銃殺されるという事件も起きている。

R&Bアーティストに関しては11月にレバート、LSGなどで活躍したシンガー、ジェラルド・レバートが心臓発作によって急死。同じくシンガーである父、エディ・レバートが存命中にも関わらず、40歳という若さでこの世を去った。そして、'06年年末、クリスマス当日に伝えられた、“ゴッド・ファーザー・オブ・ソウル”、ジェームス・ブラウンの突然の訃報は世界の音楽ファンを驚かせた。73歳という年齢ながらも、勢力的にライヴ活動を続け、亡くなる次の週末にも公演が予定されていたという。

現役のまま、ハーデスト・ワーキング・マンとして世を去ったジェームス・ブラウンのご冥福をお祈りします。

K.Omae, LA
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