アイヴァー・ノヴェロ・アワーズ発表

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優れたソング・ライティング/作曲を称えるアイヴァー・ノヴェロ・アワーズの今年の受賞作品が発表された。同アワーズはマーキュリー・アワーズと並び、UKで最も誉れ高い賞の1つだといわれている。

先にノミネートが発表されていた最優秀ソング部門(「When The Sun Goes Down」アレックス・ターナー作)での受賞は逃したものの、アークティック・モンキーズは『Whatever People Say I Am, That's What I'm Not』でアルバム・アワードを獲得した。そして、珍しいことに会場にはアレックスの姿が……。ステージに上がった彼はマネージャーへ感謝の言葉を述べたという。

「(ほかの)奴らは寝てる。だから1人で来なきゃならなかったんだ。いままでアワーズもらうと、生意気なこと言ってきたけど、このアワーズではみんなに感謝したい。とくにマネージャーのイアンとジェフ、彼らがいなかったら、いま僕らの音楽を聴いてる人はいないだろう」

このほかエイミー・ワインハウスの「Rehab」が最優秀コンテンポラリー・ソングを、シザー・シスターズの「I Don't Feel Like Dancin'」が最もパフォーマンスされた作品に選ばれた。

シザー・シスターズの受賞スピーチでは、彼らと一緒に曲を作ったエルトン・ジョンも登場。「アレックス(アークティック・モンキーズ)、送って欲しいなら、シェフィールドまでヘリコプター飛ばすよ」「エイミー(・ワインハウス)、君の足を崇拝してる。お母さんにも会いたいし、お茶でも飲みに伺うよ。もうキャンセルはなしだよ」と冗談を言ったという。(*エルトンは以前、ドタンバでキャンセルされたワインハウスのロンドン公演のチケットを購入していた)

また、ブリティッシュ・ミュージックへの貢献が称えられたノーマン・クック(ファットボーイ・スリム)は、「僕は従来のソングライターとは違う。全くソングライターなんかじゃないよ。他人の曲をちょっとずつ摘んで、編曲してるだけだ。だから、僕がリミックス、サンプル、もしくは盗んだ曲の持ち主に感謝したい」と話した。

第52回アイヴァー・ノヴェロ・アワーズの主要部門の受賞アーティストは以下の通り。

●インターナショナル・ヒット・オヴ・ザ・イヤー
マドンナ「Sorry」

●アルバム・アワード
アークティック・モンキーズ『Whatever People Say I Am, That's What I'm Not』

●最優秀コンテンポラリー・ソング
エイミー・ワインハウス「Rehab」

●ベスト・セールス・UKシングル
リオナ・ルイス「A Moment Like This」

●最もパフォーマンスされたトラック
シザー・シスターズ「I Don't Feel Like Dancin'」

●最優秀オリジナル映画音楽
ジョン・ポウエル『Ice Age The Meltdown』

●功労賞
ピーター・ガブリエル

●最優秀ソング
スコット・マシューズ「Elusive」

●ソング・ライターズ・オヴ・ザ・イヤー
ザ・フィーリング

●ブリティッシュ・ミュージックへの卓越した貢献
ノーマン・クック(ファットボーイ・スリム)

Ako Suzuki, London
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