ノリエガ、デフ・ジャムより離脱

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デフ・ジャムに所属するラッパー、ノリエガ(N.O.R.E.)が同レーベルとの契約を解消したと、AllHipHop.comが報じている。

'02年リリースのサード・アルバム『God's Favorite』以降、デフ・ジャムの所属アーティストとして活動してきたノリエガだが、既にレーベルを離脱し、新たな契約先を探している状態であることが明らかとなった。

ノリエガは「俺はデフ・ジャムを愛しているし、そして俺達が一緒に育んできた歴史の全ても愛している。けど、もう前に進まなきゃいけないんだ」と今の心境を語り、さらに「(デフ・ジャムのCEOである)ジェイ・Zや(アイランド・デフ・ジャムのチェアマンの)LAリードに恨みはない。これは俺が自分で決めたことなんだ」とジェイ・Zらとの確執を否定した。

ノリエガはロッカフェラ・レコードの一部門としてジェイ・Zが設立したレーベル「Roc-La-Familia」からレゲトン・アルバム『N.O.R.E. y la Familia...Ya Tu Sabe』を昨年リリースしており、これが彼の最新作でもある。しかし、このアルバムに対するレーベル側のプロモーション不足をノリエガが不満に思っているとも伝えられており、さらにデフ・ジャムからのニュー・アルバムもお蔵入りの状態であったという。おそらくこの二つがレーベル離脱の直接的な原因になったと考えられる。

なお、'85年のデビュー以降、20年以上に亘ってデフ・ジャムに所属してきたL.L.クールJも、次作のリリースを最後にデフ・ジャムを離脱すると宣言している。この流れが他の所属アーティストにも影響を与えなければよいが?!

K.Omae, LA
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