ファンならずとも思わず腰がグラインドしそうなモーニング娘。のセクシーな新曲「笑顔YESヌード」がついに14日、リリースされた。世間では「第8期メンバーの光井愛佳が加わった…」などというフレーズで紹介されているであろうこの曲。その辺の “どこのサイトでも書けそうな話題” は他の音楽情報サイトに譲るとして、BARKSでは楽曲そのものに焦点を当てることにしよう。もちろん高橋 愛(画像前列右から2番目)の胸元に迫る指先が艶かしい同曲のPVも必見だ!

まずはサウンド面から。

この楽曲、聴いてわかるとおり、バスドラ4つ打ちのディスコサウンド。しかしグイグイと引っ張っているのはタイトでうねるようなベースだ。サビのラインを少しずつ変えながら繰り返し用いることで、曲の骨子を作り上げる。そしてブラスサウンドが曲に煌びやかさを加え、ASKAや渡辺美里、福山雅治といったミュージシャンのライヴやレコーディングに参加している是永巧一が奏でるワウの効いたギターカッティングがブラックな世界観を醸し出す。

“うねるベース” “ブラスサウンド” “ワウの効いたカッティング”…。もうお分かりだと思うが、この曲、楽器のフレーズひとつひとつにいたるまでファンク要素で溢れている。岡村靖幸の登場やスガ シカオのヒットによりJ-POP界に認知された感があるファンクだが、数々の歌姫の登場で市民権を獲得したR&Bとは異なり、その色が強すぎるとリスナーの耳を選んでしまうというバランスの難しいジャンルでもある。

かつてモーニング娘。はダンス☆マンをアレンジャーに起用して「LOVEマシーン」「恋のダンスサイト」といったファンク寄りのディスコサウンドの楽曲を発表した。しかし、これらと「笑顔YESヌード」は、若干異なるものと言える。どちらかというと、これまでの2曲はディスコサウンドの上にファンクの要素が練りこまれた楽曲。言ってしまえば、ディスコテイストが強い。

一方、今回の「笑顔YESヌード」は、ファンクありきのような気がする。「LOVEマシーン」「恋のダンスサイト」と同じくディスコサウンドでありながら、ファンクをより強く押し出しつつ、万人に聴きやすいような仕上がり。絡みつくベースやドラムが生音ではなく打ち込みなのは、確かに予算の関係もあるかもしれない。しかしあえて打ち込みの音を採用することで、偶然であれ意図的であれ、ファンク色を少し弱め、結果的に万人に聴きやすい音を作り上げた。

本楽曲のアレンジは、そのグルーヴ感や和声の構成からもわかるように松井 寛が担当。MISIAなどのR&B系、ファンク系アレンジを得意とする彼と、バランス感覚に長けているつんく(♂)の見事なサウンドプロデュースゆえになせる技だろう。

⇒ 「笑顔YESヌード」を丸裸にする 後編に続く

■指先が何とも悩ましい! 「笑顔YESヌード」のPV視聴はこちら!
https://www.barks.jp/watch/?id=1000017378