RIP SLYME、くるり、Dragon Ashが一堂に会した超豪華イベント大成功!!
FM802の人気番組「ROCK KIDS 802」から誕生したスペシャルなライヴ・イベント<BEAT IT>。この日出演したのはくるり、Dragon Ash、そしてRIP SLYME! 単独のライヴでもチケットを確保するのが相当難しい3組が一度に観られるとあって、この日のチケットはわずか5分で完売したという。(■出演バンドのライヴ写真はこちら)
トップを飾ったのは、この日がDJのFUMIYA復帰後初の大阪ライヴとなったRIP SLYME。「パーリーピーポー」「雑念エンタテインメント」で一気に会場の温度を上げると、この日を待ちわびた2,000人のファンも両手を挙げ大歓声で応える。
FUMIYAの復帰を祝しメロウな「ONE」を聴かせ、「Brand-newなnew tuneをみんなに注入するゼ!」(RYO-Z)と新曲の「I・N・G」を披露。ツートーン、スカ風味の軽快でポップなこの新曲のあと、ラストは<♪マジヤバいぐらいイイぜ~>な「JOINT」でさらに場内を沸かせステージを後にした。ラップの小気味よさや、滑らかでいてどこかユルい4人のダンス、そして何よりヒップホップという枠に収まりきらないポップ・ミュージックとしての間口の広さや奥の深さを備えた楽曲。あらためて5人の持つポテンシャルの高さを見せつけた。
続いて登場したのは、現在欧州でニュー・アルバムを制作している中、この日のためだけに帰国したというくるり。冒頭から岸田繁(Vo、G)が、関西人なら誰もが知っているテレビCMのナレーション「551の豚まんがある時~!」「ない時~!」を、ギターをかき鳴らしながら咆哮。カッ飛んだロック・チューン「Ring Ring Ring」で幕を開け、「ハイウェイ」「ばらの花」と立て続けに名曲を。
この日、衝撃的なパーマヘアでステージに現われた岸田はMCで「パーマあてたんですけど、イケてます?……というか、今ほとんどの人が“もっさー”と思ってるでしょ!」と苦笑。現在レコーディング中で、まだドラムとベースしか録っていないという新曲を披露した後、ギターの大村達身が脱退したことをあらためて報告。「ワンダーフォーゲル」「東京」と、くるりの持つ叙情性や破壊性、寂寥感やユニークさを凝縮したベストな選曲のライヴを楽しませてくれた。
ラストを飾ったのはDragon Ash。「自分たちをアピールするために、新しいアルバムの曲をやります。興味を持ってくれたらCDを買ったり、ライヴに来てもらえたら」とのKjのMC通り、オープニングの「Develop the music」からアンコールの「夢で逢えたら」まで、デビュー10周年の記念日に発売されたニュー・アルバム『INDEPENDIENTE』より8曲を演奏。
スパニッシュ、ブラジリアン・ミュージックにロック、そしてヒップホップの精神が融合し、昇華された今のDragon Ashの音楽。ファンもともに手拍子を刻んだ「Fly」や、「Ivory」で聴ける情熱のほとばしりをダイレクトに表現するようなラテンのリズムやサウンド・アプローチは、「陽はまたのぼりくりかえす」や「Grateful Days」とはまた一味違った強力なエネルギーと深い包容力をたたえている。ダンサーのDRI-VとATSUSHIもパーカッションを叩く「few lights till night」、そして誰もが両手を高く掲げ一緒に口ずさんだ「Beautiful」は彼らの新しいアンセムとなるにふさわしいナンバー。
ジャンルにとらわれず自由な発想で質の高い音楽を産み出し続ける、奇蹟のような3組が一堂に会した一夜。この日の模様の一部は、3月29日(木)のFM802「ROCK KIDS 802」でオンエアされる。
Y.Kajihara
トップを飾ったのは、この日がDJのFUMIYA復帰後初の大阪ライヴとなったRIP SLYME。「パーリーピーポー」「雑念エンタテインメント」で一気に会場の温度を上げると、この日を待ちわびた2,000人のファンも両手を挙げ大歓声で応える。
FUMIYAの復帰を祝しメロウな「ONE」を聴かせ、「Brand-newなnew tuneをみんなに注入するゼ!」(RYO-Z)と新曲の「I・N・G」を披露。ツートーン、スカ風味の軽快でポップなこの新曲のあと、ラストは<♪マジヤバいぐらいイイぜ~>な「JOINT」でさらに場内を沸かせステージを後にした。ラップの小気味よさや、滑らかでいてどこかユルい4人のダンス、そして何よりヒップホップという枠に収まりきらないポップ・ミュージックとしての間口の広さや奥の深さを備えた楽曲。あらためて5人の持つポテンシャルの高さを見せつけた。
続いて登場したのは、現在欧州でニュー・アルバムを制作している中、この日のためだけに帰国したというくるり。冒頭から岸田繁(Vo、G)が、関西人なら誰もが知っているテレビCMのナレーション「551の豚まんがある時~!」「ない時~!」を、ギターをかき鳴らしながら咆哮。カッ飛んだロック・チューン「Ring Ring Ring」で幕を開け、「ハイウェイ」「ばらの花」と立て続けに名曲を。
この日、衝撃的なパーマヘアでステージに現われた岸田はMCで「パーマあてたんですけど、イケてます?……というか、今ほとんどの人が“もっさー”と思ってるでしょ!」と苦笑。現在レコーディング中で、まだドラムとベースしか録っていないという新曲を披露した後、ギターの大村達身が脱退したことをあらためて報告。「ワンダーフォーゲル」「東京」と、くるりの持つ叙情性や破壊性、寂寥感やユニークさを凝縮したベストな選曲のライヴを楽しませてくれた。
ラストを飾ったのはDragon Ash。「自分たちをアピールするために、新しいアルバムの曲をやります。興味を持ってくれたらCDを買ったり、ライヴに来てもらえたら」とのKjのMC通り、オープニングの「Develop the music」からアンコールの「夢で逢えたら」まで、デビュー10周年の記念日に発売されたニュー・アルバム『INDEPENDIENTE』より8曲を演奏。
スパニッシュ、ブラジリアン・ミュージックにロック、そしてヒップホップの精神が融合し、昇華された今のDragon Ashの音楽。ファンもともに手拍子を刻んだ「Fly」や、「Ivory」で聴ける情熱のほとばしりをダイレクトに表現するようなラテンのリズムやサウンド・アプローチは、「陽はまたのぼりくりかえす」や「Grateful Days」とはまた一味違った強力なエネルギーと深い包容力をたたえている。ダンサーのDRI-VとATSUSHIもパーカッションを叩く「few lights till night」、そして誰もが両手を高く掲げ一緒に口ずさんだ「Beautiful」は彼らの新しいアンセムとなるにふさわしいナンバー。
ジャンルにとらわれず自由な発想で質の高い音楽を産み出し続ける、奇蹟のような3組が一堂に会した一夜。この日の模様の一部は、3月29日(木)のFM802「ROCK KIDS 802」でオンエアされる。
Y.Kajihara
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