ドアーズのファン、ジム・モリソンの名誉回復を要請

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ザ・ドアーズのファンが、故ジム・モリソンの名誉回復を願いフロリダの州知事に手紙を送ったという。モリソンは'69年、マイアミで行なわれたコンサートで裸になりセックスのまねごとをしたと容疑で公然わいせつ罪の有罪判決を言い渡された。判決に不満を持ち上訴した彼だが、その最中の'71年に心臓発作で亡くなった。

生前のモリソンは容疑を否定しており、会場にいたオーディエンスも「彼はただ脱ぐまねをしただけだ」との証言をしている。40年近く経ったいまでもドアーズ・ファンは、バンドのイメージを下げ、コンサートを中止するプロモーターが続出したこの出来事を快く思っておらず、知事に恩赦を要請したという。

知事に直訴している2人のファンは、「ジム・モリソンのイメージやドアーズの音楽のためだけじゃない。法がきちんと適用していない場で有罪を言い渡されたフロリダ市民のためだ」と話している。

モリソンに恩赦が与えられる可能性は高いかもしれない。フロリダのクリスト知事は一時期モリソンが通っていたフロリダ州立大学の出身。『Herald』紙によると、彼は「必ず(判決を)再検討する」とコメントした後、ドアーズの「ハートに火をつけて」の数節を口ずさんだという。

Ako Suzuki, London
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