U2、エッジお気に入りのギター、2,800万円で落札

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U2のエッジが愛用していたギター(ギブソンのレスポール75年製)が、チャリティ・オークション<Icons Of Music>で24万ドル(約2,850万円)で落札された。この金額は現在の中古市場価格のざっと100倍強の値付けとなる。オークションは、台風カトリーナの被害にあったミュージシャンを支援するためエッジが設立したチャリティ団体Music Risingが主催したもの。エッジは「自分にとって、とても大切なものを出品したい」と20年以上ツアーで愛用してきたお気に入りのギターを手放す決心をした。

週末(4月21日)NYのハードロック・カフェで行なわれた<Icons Of Music>オークションには、エッジのほかU2のメンバーも協力。BBCオンラインによると、ボノのサイン入りギターは18万ドル(約2,136万円)、アダム・クレイトンのベースは2万2,000ドル(約261万円)、ラリー・ミューレンのタム・ドラムは1万9,000ドル(約225万円)で落札されたという。

このほか、ジミ・ヘンドリックスが所有していたフェンダー・ムスタング(40万ドル/4740万円)やクリントン元大統領のサイン入りサキソフォン(5万4,000ドル/640万円)、ジョン・レノンの丸縁サングラス(3万ドル/356万円)なども、予想を上回る高値で落札されている。Music Risingのオフィシャル・サイトmusicrising.orgによると、このオークションだけで総計240万ドル(約2億8,500万円)以上が集まったという。

U2関連ニュースとして、昨年行なわれた<Vertigo Tour>の南米公演を収めたドキュメンタリー『U23D』が、来月、カンヌ・フィルム・フェスティヴァルでプレミア上演されることが決まったという。

Ako Suzuki, London
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