サンディー、歌でアロハ・スピリットを乗せた船を出迎える

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先の4/24に、ハワイからやってきた船“ホクレア号”が沖縄に到着したのをご存知だろうか。この船、かなりロマンチックな船なのだ。

“ホクレア号”は古代ポリネシア人がハワイ諸島を発見した当時の船の形状を模した2枚の帆がたなびく船で、星や波、風を読んで進路を決める航海術“スター・ナビゲーション”方式を取っている。この自然と共生する姿勢の“アロハ・スピリット”を届けに日本にやってきたというわけだ。

そして、“音楽界のアロハ・スピリット”といえばサンディー。彼女はサンディー&ザ・サンセッツのヴォーカルとして活躍した後、ソロで活動。96年にハワイアン・アルバム『サンディーズ・ハワイ』を発表し、2005年9月にはフラ(ハワイの伝統的な踊り)の正統的継承者として、“クム・フラ(Hula Master)”の称号を取得したシンガーだ。<FUJI ROCK FES 06>や<朝霧JAM>にも出演、歌と踊りでアロハ・スピリットを表現してきた。

そのサンディーが、“ホクレア号”の想いを託した歌「He Mele Keia No Hokule'a」を含むアルバム『Sandii's Tahitian Passions』が4/25にリリースされた。サンディーはホクレア号について「ホクレアが日本に太平洋の揺ぎない平和と誇りを運んで来るのを待ちわびてます」と語っている。

ロマンとアロハ・スピリッツを乗せたホクレア号とサンディーの歌で、一足先に夏の風を感じるのもいいかもしれない。
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