リリー・アレン「わたしは太ってて醜い」

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サイズ・ゼロを批判し、ポッチャリした体型に誇りを持つように見えたリリー・アレンだが、ときとして「自分はデブで醜い」と考え落ち込むこともあるようだ。「泣きながら、脂肪吸引を考えてる」と告白した。

リリーは、週末(5月12日)Myspaceのブログにこう綴っている。「前は自分のこと、強くて、外見ばっかり気にしてるようなバカな女の子じゃないって、誇りに思ってたの。少しくらいポッチャリしていようが、気にしてなかったわ。私はモデルじゃなくて、シンガーだからって。(でも)残念ながら、私、強くもないし、この邪悪なメカニズムの犠牲になっちゃったみたい。いまシアトルのホテルのベッドで、涙でびしょびしょになりながら、これを書いてるの。この1時間、胃のバイパス手術やレーザー脂肪吸引について調べてるのよ」

しかしリリーは、ファンから2,000近い励ましのメッセージをもらい、翌日には早くも元気を取り戻している。14日のブログでは「昨日は心配させちゃって、ゴメンなさい。ちょっと自分のこと、可愛そうに思っちゃったの。みんなのコメント全部、読んだわ。細いってだけが人生じゃないわよね」と書いている。

リリーが体型を気にするようになったのは、最近、New Lookからコレクションを発表したことで、新聞にケイト・モスと自分の写真が並んで掲載されるのが続いたのと、ガールズ・アラウド(英国のガールズ・グループ)のメンバーから「能無しのひよっこ」と侮辱されたからだという。

現在、アメリカに滞在中の彼女。英国にいるときはポンポン元気な言葉が出てくるが、外国にいると弱気になってしまうようだ。ホームシックにより、北米ツアーをキャンセルしたのは記憶に新しい。(参照:「リリー、ホームシックでUSAツアーを中止?」

Ako Suzuki, London
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