ナイン・インチ・ネイルズ、アルバムの値段に不満

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ナイン・インチ・ネイルズのフロントマン、トレント・レズナーが、先月リリースされた彼らの最新アルバム『Year Zero』の価格が高すぎると不満の声を上げている。レズナーは、レコード会社に批判のほこ先を向けている。

「レコード会社は状況が苦しくなればなるほど、自ら招いた傷を癒すために消費者からもっとむしり取ってやろうと考えてるようだ」

「オーストラリアでの『Year Zero』のとんでもない価格。恥を知れ。『Year Zero』は34.99オーストラリア・ドル(約3,500円)で売られている。音楽を盗む奴がいるのは不思議じゃない。同じ店で、アヴリル・ラヴィーンのアルバムは21.99オーストラリア・ドル(約2,200円)で売られてた。このことについてレコード会社のお偉いさんに訊いてみた。“君らには、それがいくらであれ金を出すコアなオーディエンスがいるからね。本物のファンっていうやつだ。ポップはディスカウントしなきゃ売れないんだよ”っていうのが彼の答えだ。すなわち……、君たちは“本物のファン”でいる見返りに、法外な価格を請求されるわけだ」

「君たちが購入を考慮する価値のある音楽やアイテムを市場に出すことに全力を注いでいる」というレズナーは、「ファンから搾取するだけ」になるマキシ・シングルはもうリリースしないという。

HMVオーストラリアのサイトを調べてみると、確かに『Year Zero』の価格は通常より高め。アヴリルだけでなく、リンキン・パークやアークティック・モンキーズの新作に比べても高い。ちなみにUKでは、ほかのアーティストのニュー・アルバムと変わらない価格(安いところでは7.99ポンドから)で売られている。

オーストラリア・ツアーを終えたばかりのナイン・インチ・ネイルズは、現在、来日中。金曜日(18日)から東京、名古屋、大阪で6公演を行なう。

Ako Suzuki, London
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