G・マイケル、乱射事件の被害者のためにジョンのピアノを

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ジョージ・マイケルが、バージニア工科大学銃乱射事件の被害者のため、ジョン・レノンのピアノを寄付したという。このピアノは、レノンが名曲「Imagine」を作ったときに使用されたもの。2000年にジョージ・マイケルが167万ポンド(約3億3,400万円)で手に入れた。

ピアノはこの後、どこかで展示されるのか、それともオークションにかけられるのかは不明だが、dotmusicによると、ジョージのスポークスマンは「彼は、暴力のない平和な世界を心から望んでいる」とピアノを寄贈したことを認めているという。

ジョージは以前にも、平和をテーマにした展覧会へこのピアノを出品するなど、「Imagine」に相応しい活用をしている。

レノンのピアノ関連のニュースとして、NYにあるスタジオが所有していたアップライトのグランド・ピアノが37万5,000ドル(約4,500万円)で売り出されている。Record Plat Recording Studiosは、レノンが『Imagine』のアルバムをレコーディングした場所。このピアノは、レノンのお気に入りで、彼が'80年12月8日に射殺される数時間前にも弾いていたという。

ピアノはレノンのほか、ボブ・ディラン、ピート・タウンゼントらも使用したことがあるそうだ。スタジオが90年代に閉鎖されて以来、倉庫の中で眠っていたという。

Moments In Time Inc.は、ピアノのほか、レノンが射撃犯マーク・チャップマンのためにサインを入れたアルバム『Double Fantasy』も売りに出している。ピアノ、および『Double Fantasy』の写真は、Moments In Time Inc.のサイトmomentsintime.comで見ることができる。

Ako Suzuki, London
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