JUJU、アルバム『Open Your Heart~素顔のままで~』インタビュー1

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『Open Your Heart~素顔のままで~』を語る
“いろいろな曲調の8曲で「JUJU入門編」にしたかった”

――現在もニューヨーク(以下NY)在住ですが、来日はどれくらいのペースで?

JUJU:以前は月に10日くらい日本に来るというペースだったんですけど、今はこの1stミニアルバムのリリース直前なので、けっこう日本にいます。逆にNYに10日帰れるかどうかくらい。

――これまでのシングル3枚はどれも好評ですが、その評判はNYにも伝わっていた?

JUJU:NYにいても耳には入ってくるけど、実感はあんまりないですね。でも、もしホントにたくさんの人たちが聴きたいと思ってくれるんだったらうれしいし、歌っててよかったなと思います。

――日本でのライヴのときに手応えを感じるのでは?

JUJU:そうですね、ライヴでは感じます。とくに「奇跡を望むなら…」の人気が出てからかな。ライヴが終わったあとに「ありがとう」って言ってくれる人がいたりして。みんなが好きだと思う歌を歌えるのがこんなに幸せなのかと思ってます。

――この1stミニアルバム『Open Your Heart~素顔のままで~』の制作はNYで?

JUJU:そうです。タイトル曲だけは日本で作ったんですけど、あとはほとんどNYでした。

――これまでNYにいたことが、このアルバムの仕上がりにも大きく影響しているようですね。

JUJU:ここまで種類の違う感じの曲が集まったというのは、たぶんNYにいたからだと思います。曲調が色々なのは意識したことではなくて、色々考えていく中で、たまたま集まったのがこの8曲なんですけどね。

――ジャズ、ソウル、ラテンなど様々な要素が含まれていますが、本来の自分に一番近いのは?

JUJU:自分が歌っていて楽しい、無理がないと思うのはジャズです。でも、この中で歌ってて一番楽しかったのは「I like it」。タイトル曲も楽しいけど難しかった。J-POPって、歌うのが難しいんですよね。

――色々な要素が入っていてポップだけど、やはりジャズ色が一番濃く出ているように感じました。

JUJU:昔からクラシックもポップスもハードロックも何でも聴くんで、それほどジャズにこだわってるつもりはないんです。でも聴いてる方がジャズ色を感じ取ってくれるならそれは私にとってうれしい。まあジャズっぽいっていうか、あまり難しいことはしすぎないようにしてますけど。

――タイトル曲は「奇跡を望むなら…」と同じ路線のバラードですね。

JUJU:「奇跡を望むなら…」のあの感じでいこうということで作りました。それまでの2曲はアップテンポで、あれが初めてのバラードだったんですけど、好評だったもので。シングルについては今後もバラード路線が続く可能性は高いかも。

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