フランツ、新作は「妄想からカポーティの小説まで」

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フランツ・フェルディナンドが、レコーディング中の新作について語った。'05年の『You Could Have It So Much Better』以来となる3枚目のアルバムは、来年初めにリリース予定だという。

フロントマンのアレックス・カプラノスによると、ニュー・アルバムのサウンドは“シンセ/ダンス”の要素が強くなるという。この方向性は、ギタリストのニック・マッカシーが最近買った紫のケープとも無関係ではなさそうだ。カプラノスは、MTVにこう話している。「新曲には、よりへヴィーなシンセ/ダンス要素が詰まってる。ニック(・マッカーシー/ギタリスト)がヴェルヴェットのケープを買ったんだ。奴にそんなものを着る言い訳を与えてやらなきゃならなかった。奴がプレイするでかいシンセサイザーを用意しなきゃならなかったんだ」

dotmusicによると、バンドはすでに「Favorite Life」「Anyone In Love」「Flight Of The Galvatron」「A New Thrill」「English Goodbye」「Turn It On」の6曲を完成しているという。これらの新曲は、人間の妄想から、殺人事件で死刑となった人物の生い立ちや犯行を描いたトルーマン・カポーティのノン・フィクション小説『In Cold Blood(冷血)』にインスピレーションを得て作られたそうだ。

バンドは、地元グラスゴーでアルバムを制作中。アルバムが完成するまでに、あと6~7曲必要だという。

Ako Suzuki, London
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