エディターズ、コールドプレイと比べられることに

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今週、2ndアルバム『An End Has A Start』をリリースするエディターズ。デビュー作『The Backroom』ではジョイ・ディヴィジョンとの類似点から“ボーイ・ディヴィジョン”との異名を取った彼らだが、今作ではコールドプレイやスノウ・パトロールと比較されることが多いらしい。フロントマンのトム・スミスは当然のこと、それを「ちょっと、うっとうしい」と感じている。

彼は『The Sun』紙の独占インタヴューでこう語っている。「俺たちはただ、コールドプレイをやってるだけっていう批判もある。ちょっとした野望を持ってビッグな曲を作ると、コールドプレイやスノウ・パトロールと比べられるのは避けられない。これって、ちょっとうっとうしいよ。俺たちの曲のほうが、スノウ・パトロールよりいいとか悪いってことじゃない。でも、これは俺たちのソングなんだ。違うのは当たり前だろ。俺たち(メンバー)の間には、特別な関係がある。曲には壮大なところもあると同時に、とても小さく親密でパーソナルな部分もあるんだ」

週末行なわれたグラストンベリー・フェスティヴァルで、ヘッドライナーのイギー&ザ・ストゥージズの1つ前にプレイした彼ら(2日目/アザー・ステージ)。スミスにとって、ヘッドライナーを飾るのは最大の夢だそうだ。「俺の夢は、1スロット昇格してヘッドライナーになることだ。でも、このアルバムでじゃない。多分、5枚目くらいでだな。そうしたら、夢が実現したことになるから終わりにしてもいいだろうね」

エディターズの2ndアルバム『An End Has A Start』は月曜日(6月25日)発売(ボーナス・トラック入りの日本盤は27日リリース)。プロデューサーのジャックナイフ・リーは今作品で、ライブで見せる彼らの激しい一面、ビッグなサウンドをとらえることに成功したといわれている。その激しくエッジーな彼らのライヴは、サマー・ソニック'07で見ることができる。

Ako Suzuki, London
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