melody.、3rdアルバム『READY TO GO!』インタビュー

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■インタヴュー

――デビューから4年がたって、アルバムも3枚目。時の流れは速い?

melody.:速いです! あっという間でした。すごく充実していて、毎日毎日が全然違うから飽きないし、長く感じない。

――声も変わったね。ニューアルバム『READY TO GO!』では、前作よりもビートの強い曲が多くて、歌もすごいパワーアップしていて。

melody.:常にもっともっと新しいことをやっていきたいと思っているし、今の自分じゃまだ満足していないし。今回は、去年の夏に初ソロ・ツアーを経験できて、「あ、自分らしくいていいんだ」「もっとパワフルな自分を前に出していいんだ」と思って、ライヴを意識した曲作りをしたんですね。

――1曲目「Finding My Road」はハウス・ビートの強力なアッパー・チューン。このアルバムを象徴しているような。

melody.:一番最初から、パワフルな感じの曲でスタートしたいと思って。この曲は歌詞もパワフルだし、音もそうだし、歌い方も、ストレートに思いっきり歌う。全部そんな感じです。ライヴも、この曲から始められたらいいなと思ってます。すごくパワフル。

――シングルになった「Love Story」を始め、今まではファルセットだった部分を、地声で歌うのにトライした曲が増えたね。

melody.:デビュー曲の「Dreamin’Away」がファルセットをいっぱい使った曲で、コーラスワークとか、そういうのが印象的に残ったみたいで、それからもずっとそういうものをやってきていて。それが私の持ち味でもあるしmelody.のカラーになったんです。地声で強く歌うというのは強い自分を出せると思ったし。普段は他の人の曲を歌ったり、カラオケで遊んでる時とかは、地声をいっぱい使っているので。で、去年のライヴをやったあとに「もっともっと自分を出そう」と思った時に、「この声で大丈夫なんだ」と思えるようになって、強い声を出そうと思ったんです。

――新しいトライというよりは、もともとあったものをちゃんと出してみようと思った?

melody.:そうですね。3年半、ずっと出してなかったんですけど(笑)。エアリーに優しくコーラスを重ねていくっていうのも私らしいんだけど、今回は、強い意志が見える声を出そうと。

――でも優しい声の歌もちゃんとあるね。

melody.:そう。それを捨てるとかじゃないから、それをキープしつつワン・ステップ・アップみたいな感じだから。コーラスワークも全部、今まで全部自分でやってきたものは、これからもずっとこだわってやっていきたいと思っているし。それにプラス強い声、ビートの強い曲を入れたいなと思っていて。

――歌詞はどう?

melody.:前回のアルバムに比べたら、私が書いている量は少ないんですよ。お任せしている曲も多いので。今までは、私が絶対書かなきゃと思っていたところがあって、日本語ももっと磨かないとと思っていたのが、今回は、それよりもより良い作品を作ることが大事かなと思って。曲の内容によっては、私が書くよりも他の人が書いたほうがもっといい歌詞が出てくるんじゃないかなと思うようになって。いい意味でこだわりを捨てることができたのかな。一番大事なのは、最後に出来上がった形なので。それをシンガーとして、私がどう表現していくか。

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