melody.、3rdアルバム『READY TO GO!』インタビュー

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■インタヴュー

――タイトルの「READY TO GO!」に込めた意味は? 同じタイトルの曲が7曲目に入ってるけど。

melody.:この曲が一番、今の気持ちを表わせてるかなと思って。何も私を止められない、「I'm ready to go! 行くぞ!」って、ものすごく強い気持ちと、もっとエネルギーをいっぱい出したいという気持ちがこの曲に入ってるから、アルバムのタイトルにも一番ふさわしいかなと思って。

――こんな言い方をするのも何だけど。日本語のニュアンスがすごくうまくなった。

melody.:今回は、日本語の発音を意識してみようと思ったんですよ。ひとつひとつ言葉をちゃんと伝えたかったから、意味も理解して歌いたいと思ったし、発音も意識して、ちゃんと日本語が日本語に聴こえるように練習してレコーディングに入ったんです。今までは、日本語をちょっと英語風に歌ってみたりとか、あんまり意識してなかったんですよね。「All For Love」は3年前にレコーディングしたそのままの声なんですけど、それを聴くと、発音がおかしいな~と思うし(笑)。今もまだパーフェクトではないと思うんですけど、すごい意識して直したいと思ったので。

――いえいえ。ばっちり伝わってるよ。

melody.:昔、初めてボイス・ディレクションをしてくれる人と一緒に仕事した時に、「もうちょっと普通に日本語で歌えない?」って言われたことがあって。私がわざと英語風に歌ってると思ったみたいで。それがトラウマになって、私の日本語っておかしいんだと思って不安だったんだけど、それを一回乗り越えて、「大丈夫、私は私らしくいていいんだ」と思える時期があって。そのあとに、やっぱりもう一度発音を気にしてみようと思う時期が来て、今回のこのアルバムに入ったから。考え方がちょっとずつ変わってアルバムごとに全然違う気がする。日本に対する気持ちも違うし、環境も変わったし、それが音に出てるんじゃないかなと思います。

――今後の予定は?

melody.:今年の夏はいっぱいイベントでライヴをすることになってます。ライブを意識して作ったアルバムから、バージョンを変えてパフォーマンスしますよ。

――夏は好き?

melody.:日本の夏はツライです(笑)。湿気があるから、慣れないですね。ハワイのほうが全然快適。逃げたくなりますね、札幌とかに(笑)。

――日本の夏にはいろんな特徴があるでしょう。お祭りとか、浴衣とか、花火とか。

melody.:そう、そのへんはすごく面白い。今年は、日本に来て7回目の夏なんです。2001年に来たので。速いっ(笑)。浴衣は2回着たかな。花火大会も、事務所の人たちと一緒に行って。今度は、夏のイベントで浴衣を着てパフォーマンスしてみたいな。そういう楽しみ方をしてみたいなと思ってます。

――最後に、これを読んでいる人にメッセージを。このアルバムを、melody.の歌を、どんなふうに楽しんでほしいか。

melody.:今回のアルバムは、メッセージの強い曲も入っていたりするから。自分を大事にして、本物の自分を探して、後悔のない恋愛をしてもらいたいなと思います。楽しんでください。で、夏はライヴをいっぱいするので、近くにいたら遊びに来てください!

取材・文●宮本英夫

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