今度はハッピー・マンデーズが禁煙条例を破る

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タバコ1箱が1,000円以上しようとも喫煙を続けてきた英国の愛煙家にとって、今月から施行された公けの場で喫煙全面禁止令は大問題。とくにタバコと縁が深いパブやクラブ、コンサートでの禁煙はかなりツライかもしれない。

これはステージ上のミュージシャンにとっても同じこと。パフォーマンス中の喫煙は欠かせないと考えるアーティストは多いはずだ。先月、ヴェルヴェット・リヴォルヴァーのスラッシュが、ステージでタバコを吸い問題になったが、今度は、ハッピー・マンデーズのシンガー、ショーン・ライダーが条例を破った。

■スラッシュ「禁煙法なんか関係ねー」https://www.barks.jp/news/?id=1000032516

BBCオンラインによると、ライダーは週末(7月7日)、マンチェスターのクラブで行なわれたギグで“タバコをひっきりなしに吸い続けていた”という。この件に対し、マンチェスターの市議会は「会場はすぐに環境衛生監視官の訪問を受けるはず」だと話している。タバコを吸った本人に対する罰金は50ポンド(約1万2,000円)だが、それを止めなかった会場側には最高2,500ポンド(約60万円)の罰金が科せられる。

ステージ上での喫煙が許されるのは、パフォーマンスで必要不可欠だった場合のみ。演劇ではそれもあり得るだろうが、コンサートで認められることはないだろう。

BBCオンラインによると、この日、ショーンの行為を見てオーディエンスの中にもタバコを吸い始める人が現れたという。市議会は「彼が自分のことをどれだけ大物だと思っていようが関係ありません。彼は法を破ったのです」とコメントしている。

この後も規則を破るアーティストが続発しそうな気配。会場側は、ハラハラものだろう。

Ako Suzuki, London
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