アンクル、初のフルセットで圧巻のライヴ

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7月5日にロンドンのIslington Academyでバンド結成以来初となるフル・バンド・ライヴを行なったアンクル。いました。これまでののステージは全てDJセットだったこともあり、期待に包まれて当日のチケットは早々とソールド・アウトになり、会場は超満員の観客でいっぱい。

近未来的で、密室的で、ダークなステージは、ジェームスが語っていた「Liveのイメージは、マッシヴ・アタック+ナイン・インチ・ネイルズ+2001年宇宙の旅」というセリフをそのまま体現するような、初ライヴとは思えない圧巻のステージとなった。

バンド編成はサポートにギター、ベース、ドラムを入れたバンド形式で、新作収録の「ホールド・マイ・ハンド」ではジェームス・ラヴェル自らヴォーカルを担当、その他の楽曲ではリチャード・ファイルと、スト・ヴォーカルのギャヴィン・クラークがメイン・ヴォーカルを、ジェームスがバック・ヴォーカルを務めた形。

▲『ウォー・ストーリーズ』
また、新作『ウォー・ストーリーズ』の楽曲では、イアン・アストベリー(ザ・カルト)やジョシュ・オム(クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ)といったアルバム参加の豪華ゲスト陣が、3Dイメージでスクリーンに映し出されるという憎い演出に、会場にいたファンも大熱狂。さらに、新作楽曲だけでなく、トム・ヨーク(レディオヘッド)をフィーチャーした「ラビット・イン・ユア・ヘッドライツ」など過去のヒット曲でも、オリジナルのヴォーカルとビデオ画像を流すというアンクル・ファンにはたまらない最高の演出の連続に、会場のボルテージは最後まで上がりっぱなしだったようだ。

新生アンクルの誕生を華々しく披露した2人が日本にやってくるまであと一ヶ月。サマー・ソニックのステージは歴史的なステージの幕開けかも。

SET LIST (2007.07.05 @ Islington Academy, London UK)

1.Intro
2.Chemistry
3.Drums Interlude
4.Hold My Hand
5.Reign
6.Broken
7.Blackout
8.Burn My Shadow
9.Lawless
10.Mayday
11.Price You Pay
12.Restless
13.Morning Rage
14.Swampy
15.Be There
16.Key in the Kingdom
17.In a State
18.Rabbit In Your Headlights
19.Eye for an Eye
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