マリオ、映画『フリーダム・ライターズ』に出演

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R&Bシンガーのマリオが『ステップ・アップ』に続いて出演した映画『フリーダム・ライターズ』が、7月21日から全国公開となる。ロサンゼルス郊外の公立高校に赴任した新米教師と生徒たちの葛藤と交流を描いた作品で、原作は全米でベストセラーとなったノンフィクション。つまり、実話をドラマ化したリアルな感動作だ。

映画「フリーダム・ライターズ」予告編
https://www.barks.jp/watch/?id=1000019139


ロス暴動から2年後の94年、人種間の対立が激化し、犯罪と貧困の中で吹き溜まりとなっていく高校の教室で、1人の女性教師が絶望した生徒たちに希望の光をともす。死と隣り合わせの日常を送る彼らに日記を書かせることで、自分自身を見つめ直し、前へ進む足がかりをつかませようとするのだ。現状から抜け出すことを諦めていた生徒たちの心に「変化」をもたらす試みは、やがて思いもかけなかった未来へとつながっていく。

▲『GO』
▲『ステップ・アップ』サウンドトラック
主役の英語教師ミス・Gを演じるのは、アカデミー主演女優賞に2度輝いたヒラリー・スワンク。マリオは彼女の生徒の1人で、自分を評価できずに鬱屈する若者の姿を淡々と演じている。生徒役の多くは、オーディションで選ばれた現役の学生がこなしているというが、そんな中でも違和感なく存在しているあたりはさすがと言えるかも。

セリフの中にも「トゥパック」や「スヌープ」といった名前が登場する本作で、音楽を担当したのはマーク・アイシャムとウィル・アイ・アム。オリジナル・サウンドトラック盤には、この映画のためにコモンが書き下ろした「A Dream」(feat.will.i.am)をはじめ、トゥパックやサイプレス・ヒル、ノーティ・バイ・ネイチャーなどが楽曲が収録されている。

また、マリオは3rdアルバムとなる『GO』が8月22日にBMGジャパンからリリースされるほか、出演作『ステップ・アップ』のDVDが8月29日に発売される予定だ。

『フリーダム・ライターズ』
監督・脚本:リチャード・ラグラヴェネーズ
出演:ヒラリー・スワンク/イメルダ・スタウントン/パトリック・デンプシーほか
上映時間:2時間3分
配給:UIP映画
7月21日より日比谷シャンテシネほか全国順次ロードショー
(C)2006 Paramount Pictures. All rights reserved.
http://www.FW-movie.jp

原 令美/イーフィールズ
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