松坂“Dice-K”大輔のシングル「ジャイロ・ボール」配信開始

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ボストン・レッドソックスの松坂大輔投手が選曲したというコンピレーション・アルバムが『ミュージック・フロム・ザ・マウンド』。本人の選曲によるオムニバス作品だが、このアルバムのために、松坂名義で新曲がリリースされることになった。

そのタイトルは「ジャイロ・ボール」。楽曲のアーティスト名義はDaisuke “Dice-K” Matsuzakaだが、残念ながらというか、当然というべきか、そこに本人が参加しているわけではない。松坂が歌っていてもなんか気持ち悪いし、150km/hの玉が斬る風の音が収録されていても「?」なので、それはそれでよし。「着うた(R)」及び音楽配信のみで8月1日に発売となった。

この「ジャイロ・ボール」、元J.ガイルズ・バンドのハーモニカ・プレイヤー:マジック・ディック、元エクストリームのギタリスト、ヌーノ・ベッテンコート、それにレッドソックス・テレビのアナウンサーであるドン・オーシロとジェリー・レミーなども参加している模様。

そもそものコンピレーション盤『ミュージック・フロム・ザ・マウンド』は、松坂投手が好きなナンバーを選曲した企画アルバムで、日本盤は9月26日発売予定。収録内容に関しては現在は未定だが、日本及びアメリカで発売されるCDアルバムと「ジャイロ・ボール」のダウンロードの売上の一部は、レッドソックスが運営する公式慈善団体のレッドソックス・ファンデーションに寄付されることになっている。

松坂投手は「日本の曲も英米の曲も聞きますし、いろんなジャンルの音楽を楽しんでいますが、特に好きなのはロック、ヒップホップ、それにR&Bです。自分の心に響いた大好きな曲をレッドソックスのファンはじめ多くの皆さんと分かち合えるのは嬉しいことです。またこのプロジェクトにより、レッドソックスの公式慈善団体であるレッドソックス・ファンデーションに協力できることも嬉しく思っています」とのコメントを出している。

またレッドソックス会長トム・ワーナー氏も「大輔の厚意により、レッドソックス・ファンデーションがこの素晴らしいCDの売上金の一部の受取先に指名されたことを本当に光栄に思っています。ファンは彼のお気に入りの曲を通じて、この非凡な才能を持った人物の新たな一面を知ることができるでしょう。このCDからの寄付金は、当軍の慈善団体が、支援を必要としている子供たちに医療、教育、娯楽、社会サービスなどのプログラムを提供するのに役立てられます」とコメントした。

アメリカ版は、一足早く7月31日から発売となっており、収録曲は以下のとおり。
『Music From The Mound』(米盤)
1) Fenway Park Opening Day Introduction
2) Gyro Ball / Daisuke "Dice-K" Matsuzaka
3) Real Thing Shakes / B'z
4) Zingy(Spanish Version - Edited) / Ak'sent feat Bennie Man & Sinful
5) The Wild Boys / Duran Duran
6) My Way / Def Tech
7) I Can't Live Without My Radio / LL Cool J
8) Let It Out / Ugly Duckling
オフィシャル・サイト:http://www.dicekcd.com/

「ミュージック・フロム・ザ・マウンド」情報
http://www.emimusic.jp/st/matsuzaka/
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